定番観光スポットベンタイン市場攻略ガイド
更新日:2017年10月17日 (取材日:2017年10月12日) / ライター: Saya
ホーチミンの観光の目玉のひとつでもあるベンタイン市場散策。たくさんのお店がひしめいていて、迷ってしまいそうという人やどこから周ったらよいかわからないという人も少なくないと思います。効率よく、欲しいものを手に入れたいという人たちのためにベンタイン市場の中をわかりやすくご紹介します。
目次
観光客が集うベンタイン市場
レロイ通りに面する時計台のある南門。市場の中には、多くのショップがひしめき合っています。生鮮食品店は、早朝6:00頃~、ほかのショップは8時ごろに開店します。閉店は、18:00~19:00頃です。閉店の時間頃になると、ベンタイン市場周辺ではナイトマーケットが開かれます。
ベンタイン市場マップ
ベンタイン市場全体マップ
時計台のある南口から市場の中に入ると、右手に大きなマップがあります。市場全体を右上の第1ブロック、右下の第2ブロック、左上の第3ブロック、左下の第4ブロック、それから、第3、4ブロック北側に分割してあります。第1,2ブロックはアオザイやTシャツなどの衣類や靴類を、第3ブロックではコーヒーやお茶類を、第4ブロックでは雑貨やガラス製品などを扱っています。第4ブロックの1角は飲食店が並んでおり、第3,4ブロックの北側では生鮮食品を販売しています。また、どのお店でも値段交渉をするのがベンタイン市場では定番になっています。提示された額の半額を目指して、値段交渉にも挑戦してみてください!
市場中央にある目印となる看板
市場の中心にある頭上の大きな青色の看板。お店がひしめいていて自分がどこにいるのかわからないといったときにこの看板の位置に戻ってくれば大丈夫です。
ベトナムの伝統衣装アオザイをゲットしよう
南門から入ってすぐにある両脇の第1,2ブロックには、たくさんの布地を扱う仕立て屋さんが並びます。店によっては、わずか1日で仕立ててくれるところもあるので、滞在日数が短い人も挑戦しやすいと思います。
どのお店も床から天井まで布がぎっしりと並んでいるので、1件目のお店だけみて決めるのではなく、何件か回ってからお店を決定してください。
このお店は特に人気で何人かの人が購入していました。お店の数が多い分、取り揃えている布の種類などもかなり多いです。色合いはピンクや赤などの派手な色合いのものから、深緑や黒といった落ち着いた色合いのものまでそろっていました。柄も小花柄やレース柄、ドット柄などかなりの種類の布があるので、自分好みのアオザイを作れること間違いなしです。
このお店は既製品のアオザイを売っていました。子ども用のアオザイは、派手な色のものやキャラクターものを販売していてとてもかわいかったです。お土産にアオザイを購入したい場合は既製品のお店で購入するのもおすすめです。
日々の生活でも活躍しそうなTシャツや靴、鞄、時計もそろいます
カジュアルなTシャツがたくさん並んでいました。Tシャツがメインですが、スポーツ用のレギンスやズボンを販売しているお店もありました。Tシャツは消耗品なので、この機会にまとめ買いをするのも良いかもしれません。まとめ買いすればその分値段交渉もしやすくなります。
サンダルなどヒールを低めの靴を中心に扱っていました。南国っぽいデザインの靴が多かったです。お気に入りの靴を購入してその靴で観光を楽しめば街歩きも一層楽しくなること間違いなしです。
普段使いできる小さめのおしゃれなデザインの鞄から、小旅行用の大きめの鞄、スーツケースまで並んでいました。旅行中にお土産を購入しすぎて鞄におさまりきらなくなってしまったという人はここで大きめの鞄を購入できます。
様々な時計を扱っていました。お店いっぱいに並んでいるので、ちょっと立ち寄ってみるだけでも楽しいです。比較的安価に購入できるので試しに買ってみるのもおすすめです。撮影を断られましたが、このお店の近くには、パールを使用したアクセサリーを販売しているお店も数件ありました。
おみやげにも自宅用にも!まとめて買っておきたい食品たちが並びます
コーヒー好きは必見。コーヒー豆売り場
様々な種類のコーヒーを販売していました。もちろんベトナムコーヒーも販売しています。写真の手前にある銀色のベトナムコーヒーを淹れるためのセットも購入すれば、日本でも自宅でベトナムコーヒーを楽しむことができます。ベトナムコーヒーの魅力にはまってしまった人はここでまとめ買いしておくのもよいかもしれません。また、ベトナムでよく飲まれている蓮のお茶も販売しています。美容効果が高い蓮のお茶のお土産は特に女性におすすめです。パッケージで売られているものありますが、量り売りが基本となります。
ばらまきお土産にもぴったりなお菓子類
山のように積み上げられたお菓子たち。大量に購入できるのでばらまきお土産にもぴったりです。ナッツ類やドライフルーツもありました。ナッツ類やドライフルーツは日本よりも種類が豊富なのでたくさん種類を購入して食べ比べしてみるのも楽しいと思います。またローカルの人が食べるようなベトナムのローカルお菓子も販売しているのでこの機会にトライしてみるのもおすすめです。お菓子類のお店も量り売りで販売しています。
定番雑貨や陶器など!雑貨好き女子は見逃せないお店たち
刺繍小物やカゴバックなどの定番のベトナムお土産
カラフルなポーチ類や刺繍小物、ポストカードなど様々な小物を販売していたお店。小物類は1つのお店だけでもかなりの種類があるので、じっくりみて探すのがおすすめです。ポーチなどの小物入れにお菓子などを詰めてお土産として渡すのも良いかもしれません。
このお店は様々なデザイン、大きさのカゴバックが並んでいました。ちょっと変わった形の円形のカゴバックや、レトロなデザインのカゴバックなどとてもおしゃれなバックたちが並んでいました。日本で購入するとデザインがかぶりがちなカゴバックですが、ここではユニークなデザインのカゴバックを手に入れることができます。
自宅用に購入もおすすめな陶器たち
素朴なデザインの陶器たちが並んでいました。湯飲みとお茶のセットまとめ買いしたくなるほどかわいかったです。蓮のお茶も一緒に購入して、帰国後購入した湯飲みでお茶をのみつつ、旅の思い出に浸るのもおすすめです。シンプルなデザインの茶碗なども販売しているので家族へのお土産に良いかもしれません。お土産として持って帰るのは難しいですが、土鍋なども販売しています。購入の時に、簡単に包装はしてくれますが、スーツケースにパッキングする際は衣類などで何重かにくるんだほうがよいです。
倒れてくるのではないかと心配になってしまうほど高く積み上げられてガラス類が販売されていました。たくさんの種類、大きさのガラスたちが所狭しと並べられていました。購入して持って帰るのは難しいですが、お店いっぱいに天井まで高く並べられたガラス製品のお店たちは一見の価値があります。
観光客も挑戦しやすいローカル屋台たち
ホーチミン市内の道端にたくさんあるローカル屋台たちですが、英語が通じない、メニューが読めないなど挑戦するのにためらってしまう人が多いと思います。ベンタイン市場内のローカル屋台は、観光客のお客さんが多いため、メニューが英語表記なのに加えて店員さんも英語が通じます。
ローカルの人も観光客も入り混じって、食事していました。メニュー表にきちんと値段も書かれているのも助かります。ベトナムのローカルフードが1通り揃うので、日本では見かけないような食事に挑戦するのも、フォーなどの有名なローカルフードを食べるのも両方おすすめです。チェーなどのスイーツも食べることができるので、小腹がすいた時にも寄ってみてください。
南国フルーツがとてもおいしいベトナム。南国フルーツを使用したフレッシュなジュースを休憩がてらにぜひ飲んでみてください。一緒に旅行に来ている友人や家族といろんな種類のフレッシュジュースを購入して飲み比べするのもおすすめです。また、ベンタイン市場内は屋内ですが、人とお店がひしめき合っていてかなり蒸し暑いので水分補給を忘れないようにしてください。
ローカルな東南アジアを味わえる市場エリア
観光客が購入するものは少ないですが、魚や肉類などの生鮮食品を売っていてローカルな東南アジアの市場をみることができます。
店先に並べられた様々な種類の魚やたち。まだ動いているものも多く新鮮さがうかがえました。ローカルの人しかほとんどおらず、東南アジアのマーケットを体感することができます。観光客が購入できるものはほとんどありませんが、どこかわくわくするマーケットの様子を見ることができます。
南国フルーツが山盛りになって販売されていました。見たことのないような色や形のフルーツもたくさん並びます。少しだけ購入して食べてみるのも楽しいです。
色鮮やかな花が並ぶ花屋。日本の花屋よりカラフルな花が多い印象でした。ブーケなどもあり、花が好きな人は見ているだけでもかなり楽しいと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか。ベンタイン市場はホーチミンに観光に来たら外せないスポットです。伝統衣装のアオザイからお土産用の雑貨やお菓子まで購入することができます。またローカルの食事にトライしやすいのも魅力の1つです。ぜひ、ベンタイン市場で買い物から食事まで存分に楽しんでください。ただし、人とお店がひしめき合っているので、スリなどには十分注意してください。
ライター情報
Saya
ベトナムで3ヵ月間インターンシップをしています。観光地として人気を集めてきているベトナムですが、雑貨やカフェだけじゃなくたくさんの魅力であふれています。ベトナムのすてきなところをたくさんを伝えていけたらなと思っています。短い間ですが、よろしくお願いいたします。