実はアジア最古のサイゴン動植物園はホーチミンの隠れた超おすすめスポット
更新日:2016年5月19日 (取材日:2016年5月7日) / ライター: Shota Tsujioka
ホーチミン市1区にあるサイゴン動植物園には100種類1000頭以上の動物が飼育されています。動物だけではなくたくさんの植物にも囲まれておりまるで森の中にいるようです。実はこのサイゴン動植物園、2014年に開園150周年を迎え、世界で6番目に古いという歴史のある動物園。ちなみに東京の上野動物園も歴史があるのですがこちらは世界で7番目に古いので、アジア最古の動物園はこのサイゴン動植物園なのです。
園内は広いので入場口は三つあります。どこから入っても構いません。
入場券は5万ドン(約250円)です。
園内の所々にマップがあります。なんというかコミカルな感じで面白いですよね。少し分かりにくいかもしれないですが地図の通りに進んでいけばお目当ての動物に会えます。
サイゴン動物園園内の様子
園内は自然に囲まれていて歩いていてとても気持ちいいです。動植物公園なので植物もたくさんの種類があります。日本で見かけるような植物もあれば見慣れない植物もあるのでじっくり観察してみて下さい。
園内巡回バスがあります。汽車風のかわいいデザインになっています。園内は広いのでバスで風を切りながら見学するのも快適で楽しそうです。15分くらいで一周するので乗り終わった後に気になったところじっくり見るというのがオススメです。ゲートを入ると左手にチケット売り場とバスの乗り場があります。
料金は大人2万ドン(約100円)、子ども1万5千ドン(約75円)です。
園内中央に大きなステージがあります。子ども達がステージに上がり進行役のお兄さんと楽しそうにお喋りしていました。イベントがちょこちょこ開催されるようなのでタイミングが合えば見てみて下さい。
意外と珍しい動物も
ベンガルトラの白変種、ホワイトタイガーです。とても貴重で全世界に300頭程しか飼育されておらず中々お目にかかれません。毛並みは白く眼も青いので違う動物のよう。檻の中を走り回ったり水に飛び込む様は凄い迫力です。ベンガルトラが多く生息するインドではホワイトタイガーは神の化身と信じられていました。ホワイトタイガーを見たものは幸運になれるという言い伝えもあるのでこのホワイトタイガーを見ると幸せが訪れるかもしれません。
小さくてカバの赤ちゃんかな?と思うかもしれませんが実は大人です。コビトカバという種類で世界最小のカバであり世界三大珍獣の一つにも数えられています。普通のカバの3分の1程ののサイズしかありません。隣の池には普通のカバも飼育されているので大きさを比べてみて下さい。コビトカバは愛くるしい顔に真ん丸なボディー、癒されること間違いなし!
距離がめちゃくちゃ近いです。日本ほど仕切りがなくオープンな感じ間近で観察することが出来ます。これぞ動物と触れ合うってい感じでした。近くでサトウキビを購入して餌やりも出来るそうなので是非。
言わずと知れた百獣の王ライオン!!しかしお昼寝をしていて微動だにしませんでした。15時15分~15時30分に餌やりがあるので必ず起きるはずです。それに貴重なライオンの食事シーンも見れます。この時間を狙って行ってみて下さい。
かなりの数のクマが飼育されています。その中の一匹、二本足で立ってるクマがいました。ずっと立って檻の向こうをのぞき込んでいるんです。全然四本足で歩かない、疲れないんでしょうか?壁に手をついてとことこ歩く姿はとても可愛かったです。
飲食ブースも見てきました
園内には所々にベトナムのローカルのお店もあるのでお昼ご飯を食べる場所には困らなさそうです。価格も高くありません。 喉が乾いたらサトウキビジュースがオススメです。癖がなくすっきりとした甘さで喉が潤います。1万ドン(約50円)でした!
最後に
ご家族で来ている方がとても多かったです。たくさんの動植物と触れ合うことができ、自然に囲まれているのでピクニック気分でのんびりできます。一歩外に出ればバイクがたくさん走り回っているとはとても思えません。まるで別世界でリフレッシュできること間違いなしなので是非羽を伸ばしに行ってください。
サイゴン動植物園の情報
サイゴン動植物園(Saigon Zoo and Botanical Gardens)住所:2 Nguyễn Bỉnh Khiêm, Quận 1, TP.HCM
ホーチミン市1区の[飲食・レストラン/その他西欧料理][エンターテイメント/動植物園・公園]