フランス統治時代の赤レンガ建築「サイゴン大教会」へ行ってみよう！

サイゴン大聖堂（聖母マリア大聖堂）

ホーチミン市に観光に来たら絶対に外せないのが、サイゴン大教会。

正式名称は聖母マリア大聖堂(Nhà Thờ Đức Bà)。フランス統領時代の1863～１８８０年に建設された、レンガ造りの教会です。今回は、そんなホーチミン市の観光の中心、サイゴン大教会へ行ってきました！

場所とアクセス

観光客であふれる、ホーチミン市最大の繁華街ドンコイ通りを、まっすぐ北西（サイゴン川と反対方向）に進みます。その道の端にロータリーがあり、ロータリーを囲むようにしてサイゴン大教会と中央郵便局が建っています。

中央郵便局のすぐ横に位置するサイゴン大聖堂

ロータリーの中心部は広場になっており、聖母マリア像が建っています。

二つの尖塔をもつ赤レンガ造りの教会がそびえ立つ様子は圧巻ですね！

歴史と建築様式

赤レンガの建築

建築様式はネオゴシック様式。なんと、建材と資材をすべて本国フランスのマルセイユから取り寄せて建築したというのだから驚きです。

教派はカトリック。毎日ミサが行われており、今も現役で活躍中です。

教会内に入ってみました！

中に入ってみましょう！

開館と同時に旅行者らが入場

開館時間になると柵が開き、教会の入口で待っていた人たちがぞろぞろと中へ入っていきます。

サイゴン大教会の入口

観光客がぞろぞろ。

教会内部

天井が高く、厳かな空気に圧倒されます。

ミサの時間以外は閉鎖されている

ミサの時間以外は入場者が入ることができるのは、椅子のあるゾーンの手前まで。

入って左手のステンドグラス

入って右手のステンドグラス

ステンドグラスが、入ってすぐの入り口付近の左右に一つづつあります。光が差し込んでとても美しいです！

サイゴン大教会内部

ミサの時間にはこちらのゾーンも解放され、人々はここで祈りを捧げます。外の騒がしさとはうってかわって壮厳な空気に包まれます。

奥行きのあるつくり

なんだかとっても神聖な気持ちになれる空間でした！

サイゴン大聖堂周辺

サイゴン大聖堂を出てすぐ左手には、黄色く派手なサイゴン中央郵便局があります。

欧米旅行者がとても多いです。

教会すぐ横のマクドナルド

サイゴン大聖堂のすぐ横には、2016年にマクドナルドもできました。郵便局を挟んだ反対側にはオープンテラスの気持ちいいカフェもあります。

教会のレンガの壁

教会周辺ではカップルが結婚式の写真を撮影していたりと、活気がありました。

教会の赤レンガはオシャレで、写真を撮るのにもなかなか良いスポットです。壁に所々落書きがありますが、落書きはNGです。真似しないようにしましょう。

教会横の4月30日公園

マクドナルドと反対、大聖堂の西側には4月30日公園があります。地元の人たちが、園内の道端やベンチに座ってくつろいでいる姿がちらほら。さらに奥には統一会堂もあります。

大聖堂含めたこの周囲のスポットは、歴史的にも有名な場所が密集しており、観光に来たら必ず訪れてほしいところ。カフェやレストラン、本屋さん、雑貨屋さんなども近くにあるので、歴史にあまり興味がない人も楽しめるのではないでしょうか。ホーチミンに来た際にはぜひ、サイゴンン大教会を訪れてみてくださいね。

サイゴン大教会(聖マリア大聖堂)(Saigon Notre Dame Cathedral)

住所:1 Công Xã Paris, Quận 1, TP.HCM

評価: (4 = 4pt / 1人)

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