ハノイから3時間半で行ける少数民族ターイ族の住む秘境「マイチャウ」に行ってきました
ハノイから車で3時間半、ベトナム北西部のホアビン省にあるマイチャウは少数民族タイ族が住む村として有名で、マイチャウにあるラック村には高床式の伝統住居が立ち並んでいます。日帰りのツアーも多く催行されているのですが、この村を一番楽しめる方法はホームステイ。高床式の住居の多くがホームステイを実施しています。
集落に向かう風景
ハノイから幾つもの山を超えてマイチャウへ向かいます。
水田が広がっている農村です。
マイチャウの田園風景。水田は不揃いの棚田のようになっています。
刈り終わった稲を倒す男達。この辺りの農業は全て人手と水牛で行われています。
村の入口にある湖は住民の遊び場になっており、子供から大人まで水に使っていました。
大通り沿いに広がっている市場。大都市の市場とは違って穏やかな日常。
ラック村を歩く
ラック村に到着。村は歩いて10分ほどで回れるとても小さな村です。
高床式の住居でホームステイ
今回はAgodaで予約したMai Chau Friendly Homestayというところに宿泊。予約サイトにあるくらいだから英語が少しは通じるかな、と思ったのですが結局英語はあまり通じず。村の中にはホームステイが10件以上あるので予約なしでも良かったかもしれません。
ホームステイした家はこちら。他のホームステイでは下に食堂があるところが多かったのですが、この家の下は小さなお土産物屋さんだけでとっても静か。
今日の客は私一人ということで2階貸切状態でした。窓を開けっ放しで寝るので蚊帳を用意してくれました。まさに日本の民宿といった風情で人の温かみを感じます。
チェックインするとおじさんが水タバコを吸いながら迎えてくれました。片言のベトナム語で一緒にお茶を飲むと心が温まります。
夕ごはんは家庭料理。ビールを飲むつもりはなかったのですが、ビア・ハノイを進められたので思わず1本いってしまいました。ご飯も沢山持ってきてくれたので3杯くらい食べてしまいお腹いっぱい。田舎に行くと沢山のご飯でもてなしてくれるのは世界共通のようです。
朝起きるとおばあさんが朝ごはんを作っていました。ガスコンロがあるのに薪を使っているのはそのほうが美味しいからなのでしょうか。
朝ごはんは竹筒に包まれたおこわが出てきました。どうやらこの辺りの伝統食のようで、これがとっても美味しい。3本も食べてお腹いっぱいになってしまいました。村の道端でも1本1万ドン(約50円)ほどで売られていました。
ホームステイした家の家族たち。みんな色々と話しかけてくれるので楽しかったです。が、英語が通じる人は殆どおらず、基本的に会話はベトナム語だけのようでした。
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aki
旅をするように生きていたい、そう思っていたら気づくとホーチミンにいました。本業の傍ら、ベトナム観光・生活情報ナビ、Samurai Cafe Saigonをやったりしています。ベトナム・ホーチミンから、日本とは一味違うベトナムの日常をお届けします。