ホーチミンで大自然を満喫しよう！〜カンゾー・モンキーアイランド〜

更新日:2018年2月7日 (取材日:2016年5月15日) / ライター： Sayaka

ホーチミン観光ガイド

ホーチミンにも大自然を満喫できる場所があることをご存知ですか。ホーチミンの南東の川を渡ったところにあるホーチミン市カンゾー県。そこにはマングローブが生い茂り、緑豊かな大自然が広がっています。マングローブ林の中には、なんと野生の猿達がたくさん生息しているのです。今回は、賑やかなホーチミンの街中から離れ、大自然の中でゆっくりできる場所をご紹介いたします。

1 フェリーでカンゾー県へ渡ろう
2 ウォーターココナッツジュースを飲んでみよう！
3 モンキーアイランドへ行こう！
4 マングローブ林をボートで散策しよう！
5 感想

フェリーでカンゾー県へ渡ろう

カンゾー県へは橋が繋がっていないため、フェリーで渡ります。7区の川沿いからカンゾーへのフェリーがでています。バスや車、バイクも乗れる船で約30分程で対岸のカンゾー県へ到着します。

ウォーターココナッツジュースを飲んでみよう！

トゲトゲして大きないかつい実がたくさん！

フェリーから降り、道沿いを走り続けるとたくさん目にするのが不思議な形をした大きな実！！近くにあるお店を覗いてみるとどうやらこの実の入ったジュースのようです。

ナタデココのような食感のウォーターココナッツ

トゲトゲした見た目からは想像もつかないような透明でモチモチした食感のウォーターココナッツ。日本語ではニッパ椰子と言うそうです。このウォーターココナッツを砂糖水に入れてジュースにします。味は、砂糖水の味。ウォーターココナッツはナタデココのようなモチモチした食感で味はあまりありません。

お店の横にはハンモックがずらり

どこのウォーターココナッツ屋さんにもハンモックがずらりと並んでいます。ウォーターココナッツジュースを飲みながら、ゆっくり休憩はいかがでしょうか。ただ、ウォーターココナッツジュースを置きっぱなしにすると蟻が集まってきますのでご注意くださいね。

モンキーアイランドへ行こう！

そこら中にさるがたくさんいます

海へ向かって走って行く途中に見えてくるのがモンキーアイランド。その名の通り猿の島！野生の猿がたくさん生息しています。

水の溜まった鉢の中に入ってリラックス中

猿達をよく見てると行動に慎重な猿もいれば、人間に慣れていて近寄ってもリラックスしてる猿もいたり、ふてぶてしい猿もいたり…それぞれ違っていておもしろいです。赤ちゃん猿をだっこして歩く母猿もいました。

犬、猿、ワニのショーも開催しています

犬、猿、ワニのショーもやっています。たくさんの犬達が滑り台を滑ったり、猿が綱渡りや自転車に乗ったり、ワニが…。鑑賞は無料。一日数回開催しているようなので時間があったらぜひ見てみてください。かわいい芸をする動物たちに出会えることと思います。

マングローブ林をボートで散策しよう！

モンキーアイランド内にある船乗り場

モンキーアイランド内にあるボート乗り場でチケットを購入すると、マングローブ林の中をモーターボートで散策できます。

マングローブ林の中をモーターボートで突き進む

マングローブ林の大自然のなかを風を切って走るのはとても気持ちがいいです。ボートのドライバーさんによってはスピードを出してくれたりとスリリングな運転も！

ベトナムの国旗を掲げたオブジェ

ボートで辿り着いた先にあった物は…。ベトナム戦争後の平和を願ったオブジェでしょうか。国旗を掲げていました。ベトナム戦争中はこの土地も戦地だった事もあり、戦時中はこのマングローブ林も枯れ葉剤により枯れてしまったそうです。今ではマングローブも青々と元気に育っています。ここにはベトナム戦争当時の出来事を伝えるオブジェや展示品が並んでいました。

感想

カンゾー県は、ホーチミン市とは思えないような大自然で、ゆったりとした時間を過ごすことができる場所でした。マングローブ林、モンキーアイランドの他にも、泳げる海岸やシーフードのお店もあります。ホーチミンから１時間弱で行ける大自然。ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。ベトナムのローカル感満載の休日を過ごせることと思います。

また、他にもホーチミンから行ける観光地はたくさんあります。ベトナム観光には欠かせないメコンデルタや、ベトナム戦争の重要拠点となったクチトンネル、ホーチミンの夜を満喫できるサイゴン川ディナークルーズ等々。プライベートツアーもありますので、ぜひホーチミン発のツアーもご利用ください。