ホーチミンの7区に日系幼稚園「おおぞら日本人幼稚園」が開園しました
ホーチミン市7区フーミーフン地区は日本人学校もあり日本人の在住者、特にご家族でお住まいの方が多い地域。その7区フーミーフン地区に日系幼稚園「おおぞら日本人幼稚園」が開園しました。
開園記念パーティに訪問してきたのでその様子をお伝えします。
開園式典
開園に際して多々内園長やご来賓の方々からの挨拶がありました。
園長・来賓ご挨拶
ベトナムのローカル幼稚園からも日本式での教育を行いたいという問い合わせが来ているが、日本人の心を持った人でないとそのような教育を行うことはできない。そんな日本人の心を持った人を育てたく、インターナショナルではなく日系幼稚園を設立したとのことです。今後、奄美大島の方を招いて料理や文化を体験する機会、バイオリン体験などのイベントも企画していくそうです。
ホーチミンに進出している日本企業が増えるにつれて日本人の数も増えており、7区フーミーフンエリアの幼稚園のニーズは増え、日本人学校と同じエリアにあるので関係が深くなりそうです。
片山さんは愛媛県で農業法人の経営をしており、7年前よりベトナムで有機農業を行っている方。おおぞら幼稚園の給食用として有機野菜を供給しています。
幼稚園の顧問弁護士はベトナム人。日本語ではなく英語での挨拶でした。7区では初の外国の幼稚園とのことです。
スタッフ紹介
先生は皆日本人。「実はそう若くない」と笑いを取っていましたが、日本での経験豊富な先生方を採用しているそうです。
調理などのサポートメンバーはベトナム人。日本語堪能な方々でした。
日本からボランティアとして幼稚園の立ち上げに関わっている方もいました。
食事会
ご挨拶の後は食事会。来場者全員に昼食が振る舞われました。
片山さんの合図で乾杯!幼稚園なので、ビールではなく麦茶です。
式典が始まるまで展示されていた豚の丸焼き。
焼きそばや野菜炒めなどの料理と合わせて振る舞われました。料理はどれも美味しかったです。ベトナム人調理スタッフのかたが豚を包丁で普通にさばいていたのには驚きました。
段ボール製の遊具も
パーティー前後の時間は親子登園として段ボール製の遊具などで遊ぶ時間もありました。
中庭には段ボール製の飛行機など。SAIGON VAN INTERNATIONAL RELOCATIONSという引越会社の提供によるものだそうです。なんと壊れても直せるようにSAIGON VAN社のスタッフも待機していました。
段ボール製の迷路も。遊んでいた子どもたちも楽しそうでした。開園したばかりのおおぞら日本人幼稚園、しばらくすると建物全体に子どもたちの笑い声が響き渡るでしょう。
ライター情報
aki
旅をするように生きていたい、そう思っていたら気づくとホーチミンにいました。本業の傍ら、ベトナム観光・生活情報ナビ、Samurai Cafe Saigonをやったりしています。ベトナム・ホーチミンから、日本とは一味違うベトナムの日常をお届けします。