ハノイ近郊にあるキンボイ(Kim Boi)で、ベトナム労働組合ホテルの温泉に行ってきました
ハノイから70キロほどのキンボイ(Kim Boi)村には温泉があります。キンボイにあるベトナム労働組合のホテルの温泉を紹介します。キンボイはハノイから2時間弱と、日帰りも出来る距離なので気軽に訪れることができます。
ベトナム労働組合ホテルへ
ベトナム労働組合ホテルへはホアビン省道12号線から入っていきます。もしバイクで行く方がいたらこちらの看板を探しましょう。
看板にはSuoi Khoang Kim Boiと書かれています。キンボイ温泉、という意味です。
その交差点にはこんな立派なゲートが。実はここはまだ入口ではなく、もう少し商店などが並んでいるのですが入口かと思うような立派なゲート。
本物の入口はもう少し奥にあるこちらです。中央には英語でも「Vietnam Trade Union Hotel」と書かれていますが、ここは完全なるローカルスポット、英語はあまり通じないと考えたほうが良さそうです。バイクで入ろうとすると警備員の方に、宿泊?と聞かれたので温泉に入りたいだけと告げると駐輪場の場所を案内してくれました。
ベトナム労働組合ホテルの中
ホテルというよりも保養所といったほうがイメージに近いかもしれないこのベトナム労働組合ホテル、中に入ると案内図があります。
案内図はこのとおりベトナム語のみ。温泉、宿泊棟、レストラン、池などが書かれています。社員旅行などで使うと良さそうな気がします。
こちらが温泉のチケット売り場。ベトナム語で「温泉チケット売場」と書かれています。
こちらが宿泊棟。
レストランだけ他よりもちょっと高級っぽい内装で、席数がとっても多い。やはり労働組合のホテルということもあり、宿泊は企業での利用などが多いのでしょう。日帰り利用では地元から数人のグループで来ている人もいました。
いざ、温泉へ
それでは温泉へ行きましょう!ベトナムの温泉は基本的には温水プールのような形になっているので水着が必要です。
入場料は宿泊者以外は1人65000ドン(約320円)。安いのか高いのか微妙な価格設定です。
こちらが温泉。手前の建物で水着を売っています。男女別の更衣室があるので水着に着替えましょう。更衣室はシャワーもあり必要最低限は揃っているという感じです。
こちらが温泉!!のはずなのですが全然熱くない。体温よりもちょっとぬるくて温水プールです。というか、これは完全にプールです。成分についての説明もあることから、温泉であることには違いないのでしょうが、ミネラルを含んでいるプールとしか思えません。とりあえず1往復泳いでいい運動にはなりました。
行ってきた感想
温泉というよりは保養所とプールといったほうが正確かもしれません。温泉と聞いて日本にあるような温泉を期待していくとほぼがっかりすると思います。ハノイから70km走ってくるようなところかどうかはわからないのですが、ベトナムで温泉に行った、という話の種にはなるでしょうか。ハノイに住んでいる人であれば社員旅行等で行ってもいいかもしれません。
ライター情報
aki
旅をするように生きていたい、そう思っていたら気づくとホーチミンにいました。本業の傍ら、ベトナム観光・生活情報ナビ、Samurai Cafe Saigonをやったりしています。ベトナム・ホーチミンから、日本とは一味違うベトナムの日常をお届けします。