フランス軍ディエンビエンフー基地のド・カストリーの総司令部跡
更新日:2016年6月8日 (取材日:2015年10月20日) / ライター: aki
ディエンビエンフーの戦いにおけるフランス軍の指揮官ド・カストリーの総司令部の跡が今もディエンビエンフー市内に残されています。丸太や土のうの上に鉄板を覆うという作りの司令室に入ることができます。
指令所に入ろう
指令所跡はディエンビエンフー市内のムオンタイン橋付近にあります。
おみやげ店にあるカウンターで入場料5000ドンを支払い、中に入ります。
当時のまま残っている司令部に入っていきましょう。
塹壕は深く切り立っています。2.5mもの土を積み上げて作られているそう。
中には当時のままの司令部がありました。とても簡素な作りの司令部に、戦争とはこういうものなのかと考えさせられます。
司令部跡について
司令部跡にはベトナム軍の勝利の瞬間をかたどったレリーフが飾られています。
2013年には司令部跡全体を覆う屋根が取り付けられました。ホーチミン氏の訪問65周年を記念したものだそうです。
ディエンビエンフーにあるフランス軍のド・カストリーの総司令部跡は小さな遺跡ながらもベトナム戦争の様子を現代に伝えるとても重要なところであり、ディエンビエンフーを訪れる際は忘れずに訪れて戦争当時の様子を感じ取ってみて欲しいです。
ライター情報
aki
旅をするように生きていたい、そう思っていたら気づくとホーチミンにいました。本業の傍ら、ベトナム観光・生活情報ナビ、Samurai Cafe Saigonをやったりしています。ベトナム・ホーチミンから、日本とは一味違うベトナムの日常をお届けします。