ベトナムの気候・服装ガイド
更新日:2013年10月7日 / ライター: ベトナム生活・観光情報ナビ編集部
ベトナムは南北に細長い国土のため、北部、中部、南部では気候が異なります。基本的には日本よりも温かく、雨が多い気候なのですが、乾季を選べばほとんど雨に降られることもありません。訪れる都市によって気候が異なるため、最適な服装も異なってきます。
ベトナム北部
ベトナム北部は亜熱帯性気候に属しており、四季があります。 11月~2月は冬となり昼は20℃を超えますが、夜は10℃近くまで冷え込むこともありますので上着は必須です。雨は殆ど降りません。 3月、4月は雨もふらず、観光に適した時期です。最低気温も20℃を超えて過ごしやすいでしょう。 5月~9月の夏は最低気温が25℃近くになり、昼間は35度に達する日も多いです。降水量も多くなります。 10月、11月は気温が下がり始め、雨の降る量も減ってきます。 乾季の10月~4月が観光に適しておりますが、朝晩の11月~2月は防寒対策を忘れずに。サパ等の高原地帯に行く場合は更に冷え込み、朝晩は雪が舞うこともあります。沖縄よりも南に位置しているベトナムですが、寒い時期もあるので注意してください。
ベトナム中部
ベトナムの中部は雨季と乾季の差が激しい気候です。 1月~8月は乾季で降水量が少なく、観光に適しています。1月は最低気温が20度を下回り、最高気温も25度程度で過ごしやすいです。気温のピークは5月頃で、最高気温が35℃を超える日も珍しくありません。街の温度計が40℃を示していることもあります。海で泳いだり、街を散策するのに最適な時期は2月~4月でしょう。5月~8月は暑いので熱中症に注意し、こまめに水分補給するようにしましょう。 9月~12月は雨季となり、一日中雨が降ることもよくあります。また、10月には台風の接近が多く、道路が洪水になることもしばしば。あまり観光には適していません。 日本の冬の時期に行く場合は、朝晩の冷え込みの対策に薄手の長袖を持っておくと安心ですが、それ以外の時期では半袖で一日中過ごせます。
ベトナム南部
ベトナムの南部は熱帯気候で一年中気温の変化がほとんどありません。最低気温は20~25度程度、最高気温は30~35度ほどです。 5月~10月は雨季となり降水量が多くなりますが、一日中降り続くことはほとんどありません。午前中は晴れ、午後の数時間スコール、その後は晴れる、という天気が多いです。 11月~4月の乾季はほとんど雨がふらず、1ヶ月に数日、数時間のみ降るのみです。 ベトナム南部では長袖は基本的には不要でしょう。バンメトートやダラットといった高原地帯に行く場合は標高の分だけ冷え込むので、長袖を用意すると良いでしょう。
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ベトナム生活・観光情報ナビ編集部
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