ベトナム・ハノイで働く日本人〜アズビルベトナム 若松さん〜

ベトナム・ハノイで働く日本人〜アズビルベトナム 若松さん〜

更新日:2017年12月26日 (取材日:2017年12月26日) / ライター: JAC Recruitment Vietnam

今回のインタビューはアズビルベトナムで働かれている若松直樹さんへインタビューさせていただきました。数々の海外転勤を経て、現在ハノイで働かれている経緯や、若松さんならではの視点からお話を聞かせていただきました。

数々の海外転勤を経て

若松さん 看板前

若松さん 看板前

まず簡単に経歴を教えていただけますか?

滋賀県の長浜市出身で、中学三年生のときに横浜市に転校しました。大学院を卒業後、新卒で山武ハネウェル(現在のアズビル)に就職して渋谷の本社勤務を経験しました。新卒1994年から2007年まで国内の営業担当で、その後国際事業部(営業部)担当となり、現在に至ります。特に転職等していません。アズビル愛一筋で誰よりも会社を愛しています。と偉い人の前でも言うようにしています。

 

ベトナムで働いている理由は何ですか?

2007年にインドネシアに2ヶ月出張し、そのときに東南アジアに配属させられると思っていました。それから中国の北京と上海で約1年半勤務しました。その後ハノイに1度目の駐在で約2年間勤務しました。それから日本に2年間戻った後、2013年5月からマレーシア勤務となり、そこで初めて社長職に就任しました。マレーシアでは約3年間勤務し、その後2度目の駐在でハノイに戻ってきました。どの駐在も3年未満なので、3年の壁を越えられない男と呼ばれています。奥さんも転勤に慣れ、3年が近づいてくると「そろそろかな?」と転勤を考えるようになりました。転勤に関しては離れた本社の方からお声がかかることを任されているという気持ちで前向きに捉えています。会社の期待感が合って動かしていただいているのか、私が扱いやすいのかわかりませんが。

 

お仕事内容を教えてください。

日本とハノイで行っている業態は同じで、大きく2つあります。1つはビルディングオートメーションです。例えばオフィスビル内の空調や温度の制御機器、センサー、コントローラ、セキュリティシステム、パソコンなどの製造、開発、販売、工事、エンジニアリング、調整まで全て行っています。

2つめはファクトリーオートメーションです。工場全体の運転を監視・制御し、化学工場などの制御システムなどを自社で製造から調整まで行っています。例えば工場内で薬品を混ぜる際のバルブの調節、その量を調整してセンサーで検知しコントロールしたりしています。

流れとしては、まず工場等に機器の提案をして見積もり、設計、設置、配線・配管、引渡しといった一から最後まで全工程を行うフルターンキーといった形態です。

 

日本とは違う面白さを求めて

働いている醍醐味は何ですか?

日本にいれば何十人の中の社員の一人ですが、こちらでは社長職をやらせてもらっています。なので与えられている権限、裁量が大きく、会社を自分の思い通りにすることができます。自分で仮説や戦略を立て、それを実行すると結果がでます。その結果は良くも悪くも、誰の責任でもなく自分の責任として返ってきます。そして自分の思い描いた予想通りに結果が返ってきたときは、何物にも変えられない嬉しさがあります。逆に泣かず飛ばずなときもありますが、全てをひっくるめて面白いです。日本では味わうことのできない貴重な経験だと思います。

 

社長として大切にしていることは何ですか?

自分でどうすればいいのかを考えることができるようになる手助けを私はしなければならないと思っています。将来的にはここに日本人は誰もおらず、完全にローカライズされた会社で続いてほしいです。日本人駐在員の個人のパフォーマンスに依存するのではなく、ベトナム人だけで回せるようになればいいと思っています。2年、3年の短い期間で社員に伝えられることは少ないので、自分の知識や経験を惜しみなく伝えています。私が社員に指示したり答えを言うのは簡単ですが、社員が自ら考えて問題を解決できる力が、彼らがこれから生きていく上で大切なことです。結果も大事ですが、成長やプロセスを重視して社員と接するように意識しています。

 

取材を終えて

10年の間に多くの転勤を経験しておられる若松さんのお話は、一日中でも聞き続けることができそうなほど濃いものでした。若松さんのお話の中で「教育」「成長」「将来」などのキーワードが多く、若松さんの社員に対する並々ならぬ熱意がひしひしと伝わってきて、社員の方の気持ちが少しわかったような気がします。少しでも自分の持っている知識や経験を若い世代に伝えようとする若松さんの責任感はまさに社長職にふさわしい方だと感じました。時折、場を和ませてくださる心遣いやお人柄のおかげで大変楽しくインタビューさせていただきました。

 

お忙しい中お時間を割いて頂いた若松さんに感謝申し上げます。

取材日:11月1日 松岡亮佑(JAC Recruitment Vietnamインターンシップ生)

 

ライター情報

JAC Recruitment Vietnam

JAC Recruitment Vietnam

JAC Recruitmentは1975年に英国ロンドンでスタートした人材紹介会社。JAC Recruitment Vietnamは2013年6月にホーチミンに設立、2015年7月にはハノイに進出。英国・アジア11カ国地域に広がる独自のグローバルネットワークと、東南アジアNo.1のノウハウを活かし、経験豊富なコンサルタントがベトナムにおける日本人の転職活動をサポートしています。ベトナムへの就職・転職をお考えの方はお気軽にご相談ください。ウェブサイト ブログ

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