ベトナム初心者の防犯対策
更新日:2013年10月7日 / ライター: ベトナム生活・観光情報ナビ編集部
ベトナムは日本とは比べ物にならないくらいに犯罪が起きます。スリや窃盗がほとんどであり、傷害事件ではありませんが、日常茶飯事と言っても過言ではないでしょう。日本人はお金を持っているため特にターゲットになりやすいと言われています。私もホーチミンに来て4日で、2件のベトナム人同士のひったくりを目撃しました。どうすれば犯罪に会わずに過ごせるのか、そのポイントをご紹介します。
なぜターゲットにされるか。
前述の通り、日本人はお金や高いものをたくさん持ち歩きます。
どれくらい高額なのか?
ベトナム人の収入は大卒の初任給で約2万円、平均すればもっと安くなります。
つまりコンパクトデジカメ一つをとっても彼らの月給以上のお金になるのです。
また、日本ではそのような犯罪が少ないため、対策も基本的におろそかになりがちです。
月給以上の価値があるものを何も対策をしないで持ち出して持ち歩けば、格好のターゲットになることは自明の理と言えるでしょう。
ひったくり対策
ベトナムで一番良く聞く犯罪はひったくりです。
バイクから同じ方向に走っている別のバイクや、歩道を歩いている人がターゲットになりやすいです。
手持ちや肩掛けのバッグ、ネックレス、手に持って操作している携帯電話などを盗っていきます。
歩道を歩く際は道路側にバッグを持たず、斜めがけにして前に持ちましょう。できるだけ手を当てて守っておくこともポイントです。
ネックレスなどは身につけない方が無難です。
携帯電話等を操作する際は道路からはなれて操作するように心がけましょう。
ベトナムに数年住んでいる方のに話を聞くことがありました。
彼女は一眼レフカメラをよく持ち歩くそうですが、道路からできるだけ離れて歩くことで、一度も盗られそうになったことはないそうです。
置き引き対策
カフェなどでテーブルにおいた財布や、携帯電話、バッグなどが主にターゲットされます。
また、マッサージ店で脱いだ服などから財布の中の現金などを店員に盗られる例もあります。
貴重品は常に肌身離さず、ポケットなどに入れておき、トイレに行く際は持っていったり、一緒にいる人にみておいてもらえるように伝えましょう。
マッサージ店やスパなどでは、貴重品はロッカーや常に目に届くところに置き、調べられる場合は信頼のおける店に行くことが大事です。
詐欺対策
バイクタクシーや、路上で急に日本語で声をかけてくる人には注意しましょう。
私もホーチミンに来てすぐに、バイクタクシーのおじさんにガイドを日本語で話しかけられ、日本人が書いたらしい「このおじさんは信頼できるよ」と書いた手帳を見せられました。定番の手口です。
ついていったら、きっと高額な料金を請求されたり、ぼったくり店に連れていかれることになったでしょう。
異国の地で日本語で話かけられるので信用しそうになってしまいますが、それが手口です。
現地の旅行ガイド店などで申し込むように心がけ、容易についていかないようにしましょう。
ぼったくり対策
タクシーや、地元の人につれて行かれた店、露天商などでぼったくられることが多いようです。
タクシーは危険性が低いタクシー会社を使うことが一番です。本サイトで紹介していますので、一度確認してください
地元の人がお店とグルになって外国人客をつれていき、お店がぼったくってマージンを連れてきた人に渡すなどの例などがあります。
できれば事前に金額を確認し、信頼できる人でなければついていかないことが大切です。
露天商ではやはり事前に金額を確認することが大切です。高いと感じたら断ることが必要です。
ホーチミン市内にはサークルKやファミリーマートなどのコンビニが進出してきています。
コンビニはぼったくることがないので、飲み物やタバコなどはコンビニで買うと安心です。
あなたの安全は他の日本人の安全
もし日本人であるあなたが上手いこと騙されてしまった場合、「日本人は騙しやすい」と思われてしまうことでしょう。
その積み重ねとして、現在の「日本人が犯罪のターゲットにされやすい」状況があるのです。
あなたが犯罪に巻き込まれないようにすることは、次にベトナムを訪れる日本人の安全を守ることにつながります。
注意を怠らず、楽しいベトナム生活を送りましょう。
ライター情報
ベトナム生活・観光情報ナビ編集部
ベトナム生活・観光情報ナビ編集部です。ベトナムをもっともっと楽しめる、そんな情報を日々探しては発信しています。こんなこと知りたい!というリクエストがあればお気軽にお問い合わせフォームよりご連絡ください。