ダナンの観光名所、五行山「頂上には登らない五行山の楽しみ方」編
更新日:2016年10月10日 / ライター: ベトナム生活・観光情報ナビ編集部
ダナンといえば外せない観光地のひとつ「五行山」
五行山はキムソン(金山)、モックソン(木山)、トゥイソン(水山)、ホアソン(火山)、トーソン(土山)の五つの山の総称です。
観光地として有名なのは、この中の「トゥイソン(水山)」という山です。
タクシーの運転手には「マーブルマウンテン」もしくはグーグルマップで「五行山」と検索して表示された住所を示せば、トゥイソン(水山)まで連れて行ってくれます。
五行山にはお寺や洞窟があり、頂上に登らなくても楽しむことができるルートがあります。この記事では主にそのルートについて紹介していきます。
目次
五行山に登る前に
持ち物は水、タオル、帽子、(サングラス)があると良いでしょう。五行山は観光地とはいえ、かなり険しい道も多いので、歩きやすいスニーカーやズボンスタイルで行きましょう。
最初に入り口でチケットを買います。チケット売り場は洞窟の横にある藁の建物です。
チケットは1万5000ドン(約75円)です。
この時に「マップも一緒に買わないか」と聞かれます。
私個人の意見としては、ぜひマップは買ってください。2万5000ドン(125円)です。
理由は2つあります。
1つ目は「マップを見ながら五行山に登れること」。
2つ目は「ポストカードとしても使えそうで、記念にも取っておける」からです。10枚もついてきます。
ここで注意してほしいことがあります。チケット売り場の横にある洞窟に入ると、他のエリアを見ることができません。この洞窟だけ別枠の扱いのようです。ちなみにこの洞窟はチケット売り場で買った地図にも載っていない洞窟です。
五行山には入り口が2つあります。どちらから入っても問題はありません。今回はエレベーターが近くにある方の入り口から入ります。エレベーターを有料(1万5000ドン、約75円)で使うこともできますが、自力で登れば10分もかからないほどの距離なので、特別使った方がいいということはありません。
五行山に登ってみよう
早速、高い階段を登ってみました。すでに汗がダラダラです。
少し歩くと目の前に小さい五重の塔が現れます。
そのまま奥に進んでいくと、今度は洞窟を見かけました。こちらは頂上に繋がっている道です。
さらに奥に進んでいくと、たくさんの分かれ道があります。
目の前に地図が現れますが、惑わされないように気を付けて下さい。入り口で買った地図と目の前にある地図の番号が違う!なぜか道や洞窟が増えてる!とプチパニックを引き起こしそうになりますが、冷静になれば解読できます。
多くの観光客の目的となっている洞窟「ドン・フェン・コン」は、手持ちの地図上では⑤⑥番。目の前の地図上では⑨⑩を示しています。
目の前の道をみると門のようなものが見えると思います。その門をくぐり、まっすぐ進めば「ドン・フェン・コン」に行くことができます。
洞窟内には大理石で掘られた巨大な仏陀像が鎮座しています。洞窟の上には穴が開いていて、そこから漏れる光の柱はとても神秘的です。
来た道を戻り、さきほど地図を確認した、たくさん分かれ道がある場所まで戻ります。
手持ちのこの地図上の③番、目の前にある地図上の⑫⑬番の方に歩いていくと、可愛らしい建物や綺麗なお花を見ることができます。こちらは写真スポットでもあるようで、多くの観光客が写真を撮っていました。
写真スポットと思われる場所の目の前にある小さな可愛らしい門を通ると、山を下るための長い階段があります。この階段を下っていくと、最初に入った入り口とは別の入り口にたどり着き、無事に下山完了です。
山を下りたところには、大理石を売っているお土産屋さんなども多くあるのでぜひ立ち寄ってみて下さい。
今回は頂上には登らない五行山の楽しみ方を紹介しました。比較的歩きやすい道が多く、ゆったりとしたコースです。
五行山関連記事
べトナビではこちらの記事以外にあと2つの記事があります。
まだお読みでない方はぜひそちらも読んでみて下さい!
①「ダナンの五行山(マーブルマウンテン)で絶景と大理石に出会う」
まだ五行山に行ったことのない方はまずこちらの記事から。
五行山の見どころを一通り紹介しています。
②「ダナンの観光名所、五行山「2つある頂上に登って絶景を楽しもう」編」
せっかくだから頂上からの絶景を楽しみたい人はこちらを参考にしてみてください。
五行山には2つの頂上があり、どちらもとても素敵な景色をみることができます。
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ベトナム生活・観光情報ナビ編集部
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