ベトナムのインフラってどうなってるの?~水、ガス、電気~

ベトナムのインフラってどうなってるの?~水、ガス、電気~

更新日:2016年6月3日 (取材日:2016年6月3日) / ライター: Momo

これからベトナムに旅行に行こうと思っている方、もしくはベトナムで暮らし始める方。日常生活を送るうえで欠かせない水や電気、ガスなどのインフラがベトナム国内でどの程度整備されているのか、気になりますよね。

実際にベトナムに住んでみて、そうしたインフラの設備や質などがどの程度のものなのか、どんなところに気を付けなくてはいけないかを紹介していきます。

1日~2日だけしかベトナムに滞在しない旅行者らにとっても、体調管理という面からも水については色々気をつけた方が良いでしょう。

旅行者の場合

基本的に水道水は飲まないようにしましょう。地元の人でも水道水を直接飲むことはなく、大きなボトルに入った水を購入してそれを飲んでいることがほとんどです。旅行者で来たのであれば、コンビニやスーパーでは5,000VND(日本円約25円)程度で500mlのペットボトルの水を買うことができるので、それを携帯して飲むようにした方が良いでしょう。

路上店などで時々開封された水やジュースが売られていることがありますが、一度使用したボトルに水道水などを詰めて売っているだけの場合などがあり衛生的に良くない為、そうした商品には注意するようにしましょう。

調期滞在者の場合

ボトルの水

ボトルの水

ベトナムに長期間滞在する、もしくは住むということであれば大きなボトルで販売している5ガロン(19L)入りの水を一つ3~5万VNDで購入するか、もしくは水を沸騰させて飲むのが良いでしょう。
ボトルで水を購入する場合、以下のような宅配サービスがおすすめです。

霧降(KIRIFURI)

日本の会社が製造しており水は軟水。日本語で注文ができ市内のどこでも対応が可能です。対応は電話のみだそう。硬度の低い軟水で赤ちゃんのミルクにも使うことができます。ボトル上部の白い栓を抜くことで、つまみのついたノズルから水を出すことができます。

霧降(KIRIFURI)
TEL(日本語):0903-815-594

LaVie(ラ・ヴィー)

軟水のミネラルウォーターで、運営会社は有名ブランドNestle(ネスレ)。
月の最低注文数は、5ガロン(19L)ペットボトル3本です。最初にデポジットを払って3本購入し、その後はからのボトルと交換していくシステムになっています。

LaVie(ラ・ヴィー)
TEL: (08) 39 300 000(HCMC), (04) 35 140 000(Ha noi)
URL: https://www.laviewater.com/

Aquafina(アクアフィーナ)

こちらは硬水のミネラルウォーターです。運営会社はpepsico(ペプシコ)。
購入の際にはベトナム語対応の代理店に電話で連絡する形になるため、ベトナム人に手伝ってもらうと良いでしょう。

また、蛇口に浄水器をつけるという手もありです。ベトナムでも日本製の浄水器は販売されており、だいたい家庭用で200万VND、業務用で500万VND程度の価格で購入することができます。

Aquafina(アクアフィーナ)
TEL: 08 3840 0000
URL: www.mangnuocnhanh.com

ガス

ベトナムではガスはプロパンガス(PLG)です。ガス管が各家に配置されているわけでは無いので、ガスのボンベを購入してなくなったら取り換える、という形でガスを使う形になります。

ガスボンベ

ガスボンベ

販売店へは電話で連絡をします。注文をすると自宅までスタッフがガスボンベを届けてくれ、取り換えてくれます。ガスボンベは一本30万VND程度。使用頻度によりますが、通常の家庭で使用する量であれば1本で2~3ヶ月もつようです。

電気

AタイプとCタイプ複合型のコンセントプラグが主流

AタイプとCタイプ複合型のコンセントが主流

ベトナムの電圧は多くが220Vで時々110Vのものがあります。ちなみに日本は100V。日本の電化製品を使う場合には変圧器を通す必要があります。変圧器はホテルなどによっては借りることもできますし、長く滞在する場合であれば自分用のものを購入していった方が良いでしょう。
製品によっては220Vも対応している日本製品もあるため、そのあたりは説明書等で確認しておきましょう。

これがC型

これがC型

コンセントの差込口は、日本の形(Aタイプ)に対してベトナムではAタイプとCタイプの複合型が多いです。まれに、3穴のSEタイプというのも存在します。

Aタイプの場合などは、日本のコンセントの形そのままで指すことができる場合も多いですが、できればコンセントのアダプタ-は購入しておいた方が良いでしょう。

以上がベトナムにおける主なインフラの紹介でした。

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Momo

1995年生まれ。現在ベトナムでインターンシップをしています。旅と武術と自転車が趣味。ベトナムの魅力を多くの人にお届けできればと思います!

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