ベトナム・ホーチミンで働く日本人インタビュー~クラウンライン 佐藤貴史さん~

ベトナム・ホーチミンで働く日本人インタビュー~クラウンライン 佐藤貴史さん~

更新日:2015年9月21日 (取材日:2015年9月1日) / ライター: 泊 和哉 - Tomari Kazuya - : JAC Recruitment Vietnam Co., Ltd.

今回、「引越し事業」と「メディア事業」の2つの事業を持つクラウンライングループ・メディア事業担当のクラウンライン、佐藤貴史さんにインタビューしました。ジャッキーの愛称で親しまれている佐藤さんのベトナムでの仕事・生活についてお話を伺いました。

佐藤貴史さん

佐藤貴史さん

━ベトナムで働くことになったきっかけは何ですか?━

日本で外資系の会社に入社し、設定した当初の目標達成、次のキャリアアップを求め、違う国で挑戦しようと思いシンガポールのCOMM PTE LTDに入社しました。前職では海外の人たちと働く機会も多く、当時「将来、この人たちとどう戦っていくのか」という思いがあり、自分自身に足りない部分を培うこと、そして、海外という場所で自分の力を試そうと思いました。大学生の頃に色んな国へ旅をしていたこともあり、自然と海外で働くことに目を向けるきっかけになっていたのかも知れません。
入社後2年半、シンガポールで過ごし、その後CROWN LINEメディア事業の既存事業の発展、新規事業拡大のため、ベトナムへ来ました。

━ベトナムで働く魅力は何ですか?━

事業として成り立つかは調査が必要ですが、ベトナムはビジネスチャンスがかなりあると感じています。そしてビジネスを一緒にできる活力のある人たちもいる点も魅力です。日本でビジネスモデルとなっているモノがベトナムではまだなかったりするため、市場さえしっかり確保できていればビジネスの可能性があります。

━やりがいを感じるときはどういった時ですか?━

チームと一緒に何かを作り上げるときに一番やりがいを感じます。例えば、雑誌制作の場合、企画を一緒に練り、スケジュールを立て、ブランディングをどうしていくのか、お客様にとってどういった形が効果が出るのかを考え、そして制作を軌道修正しながら作り上げていきます。チームで創り上げたモノは形となり、作り上げた達成感を感じられます。チームで作りあげたモノや、制作に対するメンバーの熱意や真剣さをいつも高く評価しています。

オフィス前で

オフィス前で

日本のスピードは凄い

━海外で働くようになって見える日本をどう思いますか?━

日本はやはりビジネスのスピードが早いと感じます。帰国してもビジネスのスピードについていけるか不安ですね(笑)
最近のニュースでも、ある企業が「商品注文後、数時間で配達します。(他、マップ上でどこに配達員がいるかも見られるアプリ)」というサービスを見て、ITを駆使してそこまでのスピード感と低価格で提供できる凄さを感じました。さらに日本は海外に比べてクリエイティビティが高いと思います。ビジネスに対するスピード感やビジネスチャンスの隙間を狙うアイデアは非常に面白いと感じます。あと、女性が頑張っているなと感じます。

ぶつかる事は想定内

━くじけそうな時にしている事は何かありますか?━

日本にいた時、25 歳で大所帯を率いた経験がありましたが、意見が皆違う中で収拾が付かないこともあり、上手くいかなくなった時もありました。その時は楽しいことを考えたり、「負けないぞ」と走りながら叫んでいました。何かするということは何にぶつかる事は解っているので最近はそれを楽しむ様に心がけています。

━ベトナムで働こうと考えている方にアドバイス━

ベトナムは進出したい国NO.1と言われています。発展する可能性があるのは間違いない国です。今後人口も増えていきますし、ここからは伸びるしかないと思います。何処の国よりも1番伸びる国で可能性もあるため、そこで働く人にも可能性があり、ビジネスチャンスが多いのでベトナムでビジネスをするのも良いと思います。一度ベトナムにお越しください。私でサポートできることや情報はお伝えできると思います。

お仕事中の様子

お仕事中の様子

取材をおえて

何か物事を始める時に目標をもって、それが達成できたら違う所でまた1からのスタートという考え方が私には新鮮でした。失敗することは想定内でそれを楽しめているというお話は凄くポジティブな考えでした。私を含め日本の学生で目標が明確な方は少ないと思います。まだ学生ですし沢山のことを経験して自分のしたい事を見つければ良いと思います。ですが佐藤さんのように目標を明確にしチャレンジし続ける人が増えると日本も明るくなるのではないかと思いました。ちなみにジャッキーというあだ名の由来がとても不思議で佐藤さんらしく、面白かったです。気になる方は佐藤さんに伺ってみてください。佐藤さん、ご協力ありがとうございました。

取材:村中美月(JAC Recruitment Vietnam インターンシップ生)

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ライター情報

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泊 和哉 - Tomari Kazuya - : JAC Recruitment Vietnam Co., Ltd.

大学卒業後、株式会社ジェイエイシー ジャパンに入社。日本(大阪)3年、シンガポール7年の勤務を経て2013年よりベトナムに。これまでに2000名を超える海外就職希望者との面談実績を持ち、日本人以外では主に製造業界におけるミドル~エグゼクティブ領域を担当し、幅広い国籍のご登録者への転職サポート経験あり。プライベートでは2児の父。シンガポールでの出産立会いと育児経験を持ち、現在も海外子育てをエンジョイ中。

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