ベトナム現地採用で働く人のリアルな本音:ベトナム転職編  仕事探しにこだわりがあり過ぎるなら、日本で転職活動を!!

ベトナム現地採用で働く人のリアルな本音:ベトナム転職編  仕事探しにこだわりがあり過ぎるなら、日本で転職活動を!!

更新日:2019年7月22日 / ライター: ASPIRATION VIET NAM(人材会社)

大学卒業後は日本で働き、海外留学、その後また日本で働いてから、ベトナム転職をしたUさん(男性 / 20代後半 / ベトナム歴3年未満 / ホーチミン)にベトナム転職のお話していただきました。ベトナム転職のお仕事探しでは、こだわりを持ち過ぎないほうが良いとのことですが、その真意をお伺いしました。

ベトナム現地採用で働く人のリアルな本音:ベトナム転職編  仕事探しにこだわりがあり過ぎるなら、日本で転職活動を!!

Uさんのベトナム転職のきっかけを教えてください。

私の父が仕事で東南アジアや中国、アメリカによく海外出張をしていました。そのため、幼い頃から父より海外の話を聞いたりしたり、父がそういう姿を見ていましたので、小さい頃から海外で働くことについてイメージがありました。

学生になると海外で働くこと意識し始めました。卒業後は、数年間日本で仕事をしていましたが、海外で働こうと思い、仕事を辞めて海外留学をしました。

最初に海外転職ではなく、海外留学を選んだのはなぜですか?

海外で働くことを考えた時に、英語に加えてもう一言語話せるようになると有利かなと思ったからです。あとは、もう少し勉強をしたいという思いもあって留学を選びました。

海外留学が終わった後は、どうされたのですか?

その留学していた国の言語もある程度話せるようになりましたので、その国で働くことを考えていました。ただその時は色々と事情がありまして、一度日本に戻って働くことにしました。

日本に戻った後、どのタイミングでベトナム転職を決めたのですか?

日本に戻って働いて3年ぐらい経った時にちょうど良い時期かなと思い、そのタイミングで海外転職を考え、転職活動を始めました。

まず就職先として検討したのは、留学していた国でした。そこで人材紹介会社に問い合わせたところ、その国では以前のような日系企業の進出の勢いがなくて、日本人の現地採用の枠としては少ないと。その代わり、ベトナムは日系企業の進出も多く募集先も多いのでどうですかと勧められたのがきっかけです。

転職先としてベトナムを勧められた時はどうでしたか?

転職活動を始めた頃は、留学していた国以外への転職は全く考えていなかったので、その国以外では正直どこの国でも良かったというか、あまり気にしていなかったです。ただベトナムのお話を聞く中で、日系企業・日本人も増えていて、生活しやすい国だと聞きましたのでベトナムも良いかなと思いました。

ハノイ市とホーチミン市のどちらが希望などはありましたか?

当時はベトナムの情報をあんまり持っておらず、場所についても全然考えていなかったので、どちらでも良かったです。ただ、ホーチミン市の方が商業的に栄えていそうでしたので、ホーチミン市の方が良いかなという印象がありました。

ベトナム転職に人材紹介会社を利用されてみていかがでしたか?

担当者の方が丁寧にヒアリングをしてくれましたし、私に合った会社を紹介してくれましたので良かったですね。その当時は現職中で働いていたこともあり時間が無かったので、企業を紹介してくれたり、面接の日取りを決めくれたりとサポートをしてくれたので、転職活動が楽に進みましたね。

人材紹介会社とのやり取りはどのような流れでしたか?

私は日本にいて、人材紹介会社の担当者の方はベトナムにいました。私の経歴や人となりを知りたいとのことで、最初は電話で30分ぐらい話をしました。その後は、メールでのやり取りが多かったですね。最初の段階で、やり取りや選考の流れを説明してくれました。実際もその流れの通り進んだという感じです。

人材紹介会社からの提案のマッチ度はいかがでしたか?

そもそもベトナムではどういう仕事があるのか分かっていなかったのですが、提案を受ける中で、営業職や工場の管理者の仕事、あとは日本語学校の先生が多いというイメージを持ちました。営業職は経験がなかったのですが、その営業職の商材が自分の興味のある分野であったことと、そもそも海外転職すること自体がチャレンジではあるので、新しい職種にチャレンジするのもいいかなと思い、今の会社を選びました。

逆に言うと、海外転職で仕事に要件を求め過ぎてしまうと、マッチする仕事はないのかなと思います。日本でやっていた仕事を、そのまま海外で出来るかと言うと、それは難しいと思います。

もし今、海外転職を考えている人がいるならば、海外の仕事は日本と比べると似ている点もありますが、総合的には違う点の方が多いと思います。海外転職するのであれば、ある程度長く働いて、その仕事がどういうものかを見ていくという気持ちは持たれた方が良いかと思います。

ベトナム転職の選考において現地面接はありましたか?

いいえ、現職中でしたので時間が無く、現地面接でベトナムに行くことが難しかったため、Skype面接のみということをお願いしていました。そのため選考は、書類選考とSkype面接2回だったと記憶しています。選考結果もすぐに出ましたので、期間としては全部で1週間ぐらいでしょうか。

入社前にベトナム現地に行かないことに不安はありましたか?

なかったです。海外留学の経験もありますし、ベトナムが親日国であること、日本人もたくさんいること、犯罪情報もあまり聞かないこと、だから行けば何とかなるだろうという感覚でした。これは、私が楽観過ぎるところもあるかもしれませんが(笑)。

もし今の会社からの内定が出なかったら、どうしていましたか?

実は、今の会社以外にも他の会社から内定は出ていましたので、もし今の会社がダメなら、その会社に行っていたかもしれません。と言うのも、当時はまだ20代半ばで若く、さっきも言ったように海外転職自体が新しいことへのチャレンジだと思っていましたので、新しい業界へのチャレンジも良いかなと思っていました。全然違うことをやったとしても、それはそれで将来の役に立つはずですし。

自分のやりたいことに囚われすぎてはいけないのでしょうか?

そうですね。自分のこだわりに柔軟性を持たすことは大切です。それに加えて、気持ちのどこかに新しいことにチャレンジするという精神もあった方がいいかなと思います。あまりにもやりたいことが決まり過ぎていると、日本にいた方がそういった仕事は見つかると思いますね。

他にも、ベトナム転職のアドバイスはありますか?

せっかく海外転職するのであれば、仕事をしに来るわけですが、生活の中でも新しい発見がありますので、半分は私生活を楽しむぐらいの気持ちでいるのが良いのかなと思います。

ライター情報

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ASPIRATION VIET NAM(人材会社)

ASPIRATION VIET NAM(アスピレーションベトナム)は、日本人のベトナム転職をサポートする人材コンサルティング会社です。WEBサイトには、採用活動中の企業情報だけではなく、採用活動予定のある企業情報も掲載しています。 他にも、転職者と採用担当者の匿名インタビュー「リアルな本音」など、転職活動にお役立ちいただける情報を発信しております。 WEBサイト:https://aspirationvn.com/

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