ベトナム現地採用で働く人のリアルな本音:ベトナムで働く編  阿吽の呼吸はないから、自分の言いたいことは、はっきりと伝える

ベトナム現地採用で働く人のリアルな本音:ベトナムで働く編  阿吽の呼吸はないから、自分の言いたいことは、はっきりと伝える

更新日:2019年7月8日 / ライター: ASPIRATION VIET NAM(人材会社)

大学卒業後は日本で働き、その後東南アジア転職をして、ベトナム転職をされたYさん(男性 / 20代後半 / ベトナム歴3年以上 / ホーチミン)に、ベトナムで働くことについてお伺いしました。日本とは違い、阿吽の呼吸がないからこそ、相手に分かってもらうために、自分の意見をはっきりと言うことをYさんは意識しているようです。

ベトナム現地採用で働く人のリアルな本音:ベトナムで働く編  阿吽の呼吸はないから、自分の言いたいことは、はっきりと伝える

 

日本とベトナムで働いて、何か違いはありますか?

他の皆さんも言っているかもしれないですが、ベトナム人に自分のやってほしいことをはっきりと伝えるということですね。要は、日本みたいに言わなくても分かる「阿吽の呼吸」はないわけです。最初は、私もそこに全然気が付かなくて言いそびれたりして、上手く進まなかったり、期待した内容と違う答えが返ってきたりして、かなり苦労しましたね。

他にもベトナムで働く違いはありますか?

納期や精度など仕事の1つ1つがルーズですよね。100%を求めても、予想したものとは違うアウトプットが出てきてストレスが溜まるので、そこは期待しちゃだめだなと思いました。だから120%のことを伝えるようにしています。

上手くこちらが調整してあげないと業務が回らなくなります。あとは、こちらが明確な筋道を立ててあげることですね。業務では自分の言いたいことははっきり言うことが大切だと思います。

ベトナム人とのコミュニケーションで語学の問題はどうでしょうか?

語学の問題とは違いますが、日本語が話せるベトナム人と話す時には、こちらが相手の理解を過信してしまう点もあるので、余計に気を遣いますね。これはベトナム人を信用していないということではなくて、分からなくても、「うんうん。」と返事をすることがあるので、しっかりと確認するようにしています。そういった意味では、ベトナム人の感性や考え方を掴むことが大切なのかなと思います。

ベトナム人の感性や考え方を掴むためにアドバイスはありますか?

ベトナム人と同じ生活水準を体験してみるとかが良いのではないでしょうか。例えば、ベトナム人が行くようなレストランに一緒に行くとかですよね。そうすれば、彼らの考え方とかに気付くこともあります。その後に、納得いかないことがあれば、その時に判断すればいいだけです。先ずは、相手の土俵に立つということが大事ですね。

Yさんがベトナムで働く中で気をつけていることを教えてください。

ベトナム・海外で働いて生活する以上は、その国に少し馴染むことはあるので、どこか昔の古き良き日本人らしさの点を失いやすくなるのかなと思いますね。

これを良いと取るか悪いと取るかは人それぞれですが、日本人らしくありたいと思うのであれば、海外生活に単に流されていると着地点が分からなくなってくると思います。だから、自分の考えをはっきり伝えることが大事だと言ったように、自分の考えをはっきりと持つことも海外転職をする上では重要なことかなと思います。

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ASPIRATION VIET NAM(人材会社)

ASPIRATION VIET NAM(アスピレーションベトナム)は、日本人のベトナム転職をサポートする人材コンサルティング会社です。WEBサイトには、採用活動中の企業情報だけではなく、採用活動予定のある企業情報も掲載しています。 他にも、転職者と採用担当者の匿名インタビュー「リアルな本音」など、転職活動にお役立ちいただける情報を発信しております。 WEBサイト:https://aspirationvn.com/

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