ベトナム現地採用で働く人のリアルな本音:ベトナム転職編 内定から入社までの期間に、会社・業務内容の理解を深めておくこと

ベトナム現地採用で働く人のリアルな本音:ベトナム転職編 内定から入社までの期間に、会社・業務内容の理解を深めておくこと

更新日:2019年1月15日 / ライター: ASPIRATION VIET NAM(人材会社)

日本からベトナム転職されたMさん(男性 / 30代前半 / ベトナム歴3年以上 / ホーチミン)にベトナム転職活動のご経験をお聞きしました。内定から入社までの期間は、出来る限りその会社の業務や事業内容を調べておくことが、ベトナムでの業務に慣れる近道になります。

内定から入社までの期間に、会社・業務内容の理解を深めておくこと

ベトナム転職へのきっかけを教えてください。

日本で5年以上働いていたのですが、どれもあまり長く続かず何回か転職をしていました。そこで、思い切って大きく環境を変えようと思い、海外転職活動を始めたのがきっかけです。

海外転職活動を始めた頃、英語などの語学力はどうだったのですか?

それが英語は全く話せず(笑)。TOEICは受けたこともないので正確な実力は分かりませんでしたが、自分でも語学力がないということは自覚していました。でも、海外転職サイトを見ると、「語学不問」と書いてある仕事があることは知っていたので、何とかなるだろうと思っていましたね。

海外転職活動時は、何年ぐらい海外で働く予定でしたか?

ざっくりですが、3~5年ぐらいですかね。ただ、何か目的があっての3~5年ではなく、大体このぐらいかなという感じです。先のことはどうなるか分からないので、あまり決め過ぎると逆に良くないかなと思っていました。

現在のお仕事はどうやって選んだのですか?

人材紹介会社のサイトで、仕事を探しました。5社ぐらい人材紹介会社のサイトに登録して、それで、時間がある時に、どんな仕事があるのかなって見ていました。ただ、僕は英語が話せないので、「語学不問」の仕事ばかり見ていました。英語が出来たり他に何かの資格があれば、もっと幅広く色んな仕事を探せたのかなと思います。

企業によっては、採用条件として英語能力を求めているところもありますね。働く場所は、ベトナムと決めていたのですか?
国は全く決めていませんでした。さっきも言った通り英語が話せないので、英語を話せなくても大丈夫な仕事を選んでいました。また、初めての海外転職でしたし、とりあえず働けるならどこでもいいと思っていました。ホーチミンにしたのは、人材紹介会社の方からいただいた仕事がホーチミンの会社が多くて、その流れって感じですかね。

人材紹介会社を利用されてみていかがでしたか?

うーん、結構前のことなので忘れましたが・・・。
敢えて言うなら、企業の業務に関する情報がもう少しあればいいですね。今の会社の業務内容も人材紹介会社からの情報では、業務内容があまり詳しくは記載されていませんでした。業務の詳細な内容や会社の雰囲気が分からなかったので、Skype面接等で、面接官に色々質問して、それでようやくイメージが出来たって感じですね。だから、Skype面接の途中で、「あれ、この企業違うな。」って思ったこともあります。まぁ、企業の方も同じように、「こいつ違うな。」って思っていたかもしれませんが。

ご自身のベトナム転職の経験を踏まえて、現在、ベトナム転職を考えている人に対して、何かアドバイスはありますか?
僕の個人的な経験になるのでアドバイスと言っていいのか分からないですが、転職活動中に、もっとちゃんと調べておけば良かったですね。そうすれば、ベトナムに来てからも、困ることが少なかったのかなと思います。

どのような点を転職活動中に調べておけばいいのでしょうか?

全部ですね。仕事に関わることも、生活に関わることも。
仕事で言えば、仕事選ぶ際に、「語学不問」ってありますが、あれを真に受けて、本当に語学力ゼロで行くと、当たり前ですけど、日本語分かる人以外とはコミュニケーション取れないですからね(笑)。だから、海外に行くと決めているなら、少しでもいいから英語を勉強した方がいいですね。

あとは内定後でも、入社する会社のことを出来るだけ調べておくことでしょうか。日本の会社と比べると教育体制が弱いところが多いので、自分でちゃんとその業界の一般的な業務などを調べて、ある程度イメージが出来ていれば仕事はしやすいのかなと思います。

「教育体制が弱い」とは、具体的にはどういうことでしょうか?

他の会社は分かりませんが、日本だとOJT(On-The-Job Training: 実際の業務を通じて、上司や先輩社員が部下の指導を行うこと)とかありましたが、こちらの日本人社員はやること多すぎて忙しいので、教育らしい教育が出来る状態ではないということです。でも、それがマイナスとは思っていませんよ。上司を見ていたら、時間が無いのは分かりますから。それに、僕もせっかくベトナムに来たので、自分から主体的にやっていこうと思っているので、ちょうどいいかなと。このように、日本と比べて整っていないからこそ、頑張れば頑張った分だけ自分でも成長していると感じますし、そこが今の仕事でのやりがいと感じるところでもありますね。

だから、受け身の人や教えてもらえないと行動に移せない人は、ベトナムへの転職は難しいのかなって思いますね。ベトナムに来る前に時間があったら、もっとその会社の事業とか調べておくと仕事が覚えやすいのかなって思います。

 他にもベトナム転職活動に関するアドバイスはありますか?

面接の際に、面接官の日本人との相性もしっかり見ておくことですかね。その人が、上司や先輩など、一緒に働く人になるわけですし。例え社長であっても、日本と違って、ベトナムでは組織の中で日本人が少ないので、社内では自然と距離も近く、コミュニケーションの数も多くなるので、その人達とキャラが合わなければ、絶対に仕事は続かないですよ。僕の場合は、面接の際に今の上司や社長と話すことが出来て、いい人っぽい感じで合いそうな気がしたので決めました。一緒に働く人は大事ですからね。

編集後記

Mさんは、教育体制が弱いから、内定から入社までの間にしっかりとその企業と業務内容を調べておくことを強調していました。これには、私の経験からも大賛成です。Mさんのお話の通り、ベトナムではプレイングマネージャーの方が多いので、日本と全く同じような教育環境は無いと考えた方がよいでしょう。然しながら、企業様によっては日本とベトナムでは事業内容が異なっているため、内定者方の個人的な勉強では限界があるかもしれません。その場合は、企業様の方から内定者の方に、入社までの間の教育資料等を作成し、お渡ししておくことで、入社後に業務に適応しやすくなるのではないでしょうか。

ライター情報

ASPIRATION VIET NAM(人材会社)

ASPIRATION VIET NAM(人材会社)

ASPIRATION VIET NAM(アスピレーションベトナム)は、日本人のベトナム転職をサポートする人材コンサルティング会社です。WEBサイトには、採用活動中の企業情報だけではなく、採用活動予定のある企業情報も掲載しています。 他にも、転職者と採用担当者の匿名インタビュー「リアルな本音」など、転職活動にお役立ちいただける情報を発信しております。 WEBサイト:https://aspirationvn.com/

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