ニャチャンの近くにあるくじら島で外界から隔絶された休日を過ごす

ニャチャンの近くにあるくじら島で外界から隔絶された休日を過ごす

更新日:2016年5月11日 (取材日:2016年5月2日) / ライター: 内藤 健朗 - Naito Takeaki -: N.N.T Co.,LTD.

くじら島(Hòn Ông) はカインホア省(Tỉnh Khánh Hòa) ヴァンニン県(Huyện Vạn Ninh)ダムモン半島(Bán đảo Đầm Môn)の横に位置する小さな島です。今年4月末からの連休を利用し、この島を訪問してきました。この島は、好き嫌いがはっきり分かれる場所と思います。

とても海が綺麗なくじら島

とても海が綺麗なくじら島

くじら島にあるホエールアイランドリゾート

くじら島には、ホエールアイランドリゾートしか宿泊施設がなく、3回の食事と飲み水も全てこのリゾートでとります。陸との往来には、リゾート所有の船しか移動手段がありません。ネットはリゾートのレストラン周辺しか繋がらず、速度は非常に遅いです。携帯電話は島の全域をカバーしていないため、リゾートから離れると繋がらなくなります。ようするに、外界、および現代文明の利器から隔絶された状態で過ごす事のできる(ベトナムでは)数少ないリゾートです。

島に渡る唯一の船

島に渡る唯一の船

リゾート自体はエコリゾートを謳っているようで、ベトナムの豊かな海と島の自然を満喫できますが、その分不便な点も多々あります。

高床式のバンガロー

高床式のバンガロー

  • 宿泊施設は、高床式のバンガロー形式。
  • 部屋には天井の扇風機と照明以外の電化製品はない。エアコンもない。
  • 飲み水を含む水、発電機用の油、食料やアメニティ用品も全て陸から船で運んでいる。
  • 扉の鍵は簡単なものしかなく、貴重品は受付に預ける。
客室

客室

  • 飲み水はレストランにある浄水器から、各自の部屋にある空瓶に自分で補給。
  • アメニティ用品はタオル、石鹸と綿棒だけ。
  • オーナーはフランス人で、フランス語を話す観光客も多い。
透き通った海岸

透き通った海岸

  • 島の北西部、湾の内側に位置するため、南シナ海からの風が遮られて風と波は穏やか。
  • 頻繁にビーチや海の中を掃除しているため、リゾートにごみは殆どない。
  • 客層はベトナム人、欧米系の観光客が半々くらい。
  • 時期によっては、蚊が多い。虫除けは必需品。

くじら島での過ごし方

島に川はなく、井戸水は飲料に適さない(雨季のときのみ水が流れる川、涸れ川はあります)。
周辺の山にはハイキングコースがあり、海と山の両方を満喫できる。4月下旬はホーチミン市と同じくらいの暑さだったので、1時間半も歩くと熱中症になりかけました。また、今回は行きませんでしたが、毎朝ダムモン半島や周辺の島を周りシュノーケリングやスキューバダイビングを行うツアーが出ています。

リゾート周辺では、珊瑚、熱帯の魚を見ることができます

リゾート周辺では、珊瑚、熱帯の魚を見ることができます

リゾートの浜辺以外は、ごみが多くてがっかりでした。リゾートのビーチは珊瑚、貝、魚、海鼠などの海洋生物がいますが、当然捕獲は禁止。他の場所は禁止されていないので、珊瑚、貝、魚が少なく、あまり面白くありません。ただ海水は透き通り、ごみを除けばとても綺麗な海でした。

アクセスは、ニャチャン(Nha Trang)かトゥイホア(Tuy Hòa)経由になります。ダムモン半島(Bán đảo Đầm Môn)には店がほとんど無いので、滞在中に必要になるものは、事前に購入しておくことをお勧めします。
飲食場所がリゾートのレストランしかないため、外から食材を持ち込むことは問題ないようです。ただし部屋に調理器具はありません。食材を持ち込む場合、調理器具も必要になります。レストランには外部からの飲食物持ち込み禁止とありますが、ワインの持ち込みについて聞いたらOKでした。念のため聞いてみることをお勧めします。

「価格の割には快適でない」と感じる方にはお勧めできないリゾートですが、携帯電話やネットの繋がらない環境で自由気ままに自然の中で遊ぶのも、現代においては贅沢な遊び方かも知れません。

ライター情報

内藤 健朗 - Naito Takeaki -: N.N.T Co.,LTD.

内藤 健朗 - Naito Takeaki -: N.N.T Co.,LTD.

大学卒業後、ベトナム語の語学留学でベトナム語を勉強。1993年から在越。約8年会社勤めをした後、2004年11月に独立、貿易会社経営。品質管理、生産管理に強い。機械、樹脂製造業のほか食品、美容、農業関係の商品も取り扱う。あまり日本人が行かない地域への出張も多い。近年は輸出入業だけでなく、ベトナム国内マーケット開拓に注力。 プライベートでは、僻地、秘境の旅行地開拓を得意とし、今の趣味は登山、キャンプと筋トレ。

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