8世紀に建てられたチャンパ王国の遺跡「ポーナガル塔(タップバー)」を見に行こう

8世紀に建てられたチャンパ王国の遺跡「ポーナガル塔(タップバー)」を見に行こう

更新日:2015年8月4日 (取材日:2015年7月26日) / ライター: aki

ニャチャンの街のすぐ北側、橋を渡ったところのニャチャン市街を見下ろせる丘の上にポーナガール遺跡があります。この遺跡は8世紀から9世紀にかけて建てられたと言われているチャンパ王国時代の遺跡。ベトナムのチャンパ遺跡といえば世界遺産のミーソン遺跡が有名ですが、その他にもたくさんの遺跡がベトナム全土に残されています。

ポーナガル塔へ入場

ポーナガル塔はニャチャン市街の北部に位置しています。タクシーでのアクセスが一般的。

チケットは2014年7月現在22,000ドン。チケットカウンターで購入します。

チケットを購入

チケットを購入

この辺りは外国人観光客の姿も多く、英語が通じるのが嬉しいところ。

チケット。22,000ドンとの記載があります

チケット。22,000ドンとの記載があります

こちらがチケット。今回は日付欄が空欄でした。ちなみに帰ってから撮影しているので、入場時に切り取られる右側の半券がなくなっています。

ポーナガル塔へ入場

ポーナガル塔へ入場

チケットを買ったらこちらの入口で係員にチケットを確認してもらい入場。

正面から見たポーナガル塔

正面から見たポーナガル塔

入ってすぐ、ポーナガル塔を正面から見ることができます。昔はこの柱が立っている広場からまっすぐ階段を登って上へ登っていったようなのですが、いまは左側に迂回の階段が作られています。元々の階段は通行禁止になっているのですが、これがとても急で驚き。

階段を登って上へ

階段を登って上へ

今はこちらの階段から上に上がります。

5つの祠堂が残る

5つの祠堂が残る

階段の上には5つの祠堂が残っています。

丘の上から見た景色

丘の上から見た景色

祠堂のある丘の上からは今渡ってきた橋とニャチャンの港が見降ろせます。

祠堂の中へ入ってみよう

各祠堂は自由に見学することができるのですが、短パンやタンクトップでは入ってはいけません。ということで、観光客のために衣装貸し出しサービスがありました。無料です。

自由に借りられます

自由に借りられます

とても簡単な衣装ですが長袖、長ズボン(正確にはスカート風)に早変わり。

いざ、祠堂の中へ

いざ、祠堂の中へ

祠堂の入り口には禁止事項がイラストで書かれています。サングラスや帽子等もはずさなければいけません。また、カメラやビデオでの撮影も禁止なので、本記事でも祠堂の中は紹介できません。

祠堂の中には係員がいて、常に神聖な状態に保たれていました。中の像もとても綺麗な状態で残っています。

ポーナガル塔のその他の施設

ミュージアム(資料館)

ミュージアム

ミュージアム

5つの祠堂の後ろには資料館があり、発掘時の様子やチャンパ王国についての展示があります。一部の展示には英語がありましたが、ほかはベトナム語のみ。当時の写真などもあるので一度見てみるとよいでしょう。

ドリンク販売・カフェ

ポーナガル塔をしていると遮るもののない直射日光が容赦なく降り注いてきます。小さなショップと飲食スペースがあるので水分を補給しながら観光するとよいでしょう。

ドリンク販売

ドリンク販売

ただ、価格はショップというよりカフェ価格なので水などは持っていったほうが安いです。と言っても、15000ドンほどで購入できるので気にしなくても良いかもしれません。

お土産販売

もちろんおみやげの販売もあります。

塔の模型の販売

塔の模型の販売

ここでは塔の模型などの焼き物の販売。

小さなおみやげ店

小さなおみやげ店

祠堂の裏には小さなおみやげ店。

駐輪場の脇の土産店

駐輪場の脇の土産店

こちらは入場口の外にある駐輪場の脇のお土産物店。数件のおみやげ店が並んでいて歩いていると声をかけられます。

おみやげ店の様子

おみやげ店の様子

売られているおみやげはよくあるベトナム雑貨なので、ここで特に買う必要もなさそうです。

まとめ

ニャチャン観光には欠かせないポーナガール遺跡。市内からも近く、他の観光地であるホンチョン岬やタップバー温泉などにも近いので是非訪れてみてください。

ライター情報

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aki

旅をするように生きていたい、そう思っていたら気づくとホーチミンにいました。本業の傍ら、ベトナム観光・生活情報ナビ、Samurai Cafe Saigonをやったりしています。ベトナム・ホーチミンから、日本とは一味違うベトナムの日常をお届けします。

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