ベトナムから日本に国際電話をかけるにはどうしたら良い?コレクトコールは?
更新日:2018年2月3日 / ライター: aki
ベトナムに長く滞在すると、ベトナムから日本へ電話をかけることも増えて来るかもしれません。短期滞在の場合も海外旅行保険や家族との連絡などでベトナムから電話をかける機会があるでしょう。そんな国際電話の掛け方をこの記事では紹介します。いざというときに焦らないように事前に読んでおくことをおすすめします。
国際電話の掛け方
国際電話をかける特に必要になるのが国番号。日本は「81」、ベトナムは「84」です。たまにベトナムの電話番号が84から始まっているものを見ることもあるかと思いますが、それは国番号を含めた電話番号を記載しているためです。
電話をかける際は、+ (*0を長押し)ボタンを押し国番号の後に本来の番号をつけて発信するのですが、国番号を付ける場合は0を外します。(日本やベトナムを含む多くの国で国内通話の場合は先頭に0をつける、というルールになっているため。)
従って、日本の番号にベトナムから国際電話を掛ける場合は以下の様な番号になります。
- 03-aaaa-aaaa → +81-3-aaaa-aaaa
- 090-bbbb-bbbb → +81-90-bbbb-bbbb
逆に、ベトナムの番号に国際電話を書ける場合は、以下のようになります。
- 04-xxxx-xxxx → +84-4-xxxx-xxxx
- 012-yyyy-yyyy → +84-12-yyyy-yyyy
必ず+(プラス記号)も必要なので忘れないようにしてください。なお、国際電話はフリーダイヤルやナビダイヤルには掛けることができません。
ベトナムの携帯会社Mobifoneの場合、日本への通話料金は1分約4000ドン(約22円)程と、日本国内の携帯料金よりも安いくらいなので気軽に利用することができます。しかし、日本の携帯電話会社の回線を使用(国際ローミング)をすると高額請求されるのでご注意ください。
コレクトコールの掛け方
次にコレクトコールの掛け方を紹介します。海外旅行保険やクレジットカード会社に連絡する際に「コレクトコールをご利用ください」と書かれている場合はコレクトコールの利用が可能です。
コレクトコールって?
コレクトコールとは着信者が通話料を負担する電話のことです。日本国内で言うフリーダイヤルのようなものです。コレクトコール専用番号に掛け、交換手に相手先電話番号を伝えて、その通話先につなげてもらうことになります。交換手に番号を告げた後に着信を待つタイプのコレクトコールもあるので、自分の電話番号を確認した後に連絡すると確実でしょう。
もし海外でクレジットカードを無くしてしまったり、どうしても日本に電話をかけなくてはいけない時など、コレクトコールを使えば高額な電話代を請求されることもないので、万が一の時に知っていたら便利なサービスですね。
しかし着信料を受信者が負担するため、受信者が着信を拒否することもあります。相手がコレクトコールを勧めている場合のみ使うのが確実です。
KDDIジャパンダイレクトでコレクトコールをかけよう
ベトナムではKDDIがKDDIジャパンダイレクトというサービスで日本語でのコレクトコールサービスを行っています。電話番号は以下のとおり。
- KDDIジャパンダイレクト:120-81-0010
※ベトナムの電話からこの番号にそのまま発信します。
ゼロから始まっていないのですが、気にせずベトナムの電話から発信してください。日本語のアナウンスが流れ、指示に従っていれば相手先への通話が可能です。
ライター情報
aki
旅をするように生きていたい、そう思っていたら気づくとホーチミンにいました。本業の傍ら、ベトナム観光・生活情報ナビ、Samurai Cafe Saigonをやったりしています。ベトナム・ホーチミンから、日本とは一味違うベトナムの日常をお届けします。