ホイアンの三大名物とローカルフード
更新日:2016年10月12日 / ライター: ベトナム生活・観光情報ナビ編集部
今回はホイアンでしかなかなか食べれない三大料理 「ホワイトローズ(蒸し物)、カオラウ(麵類)、揚げワンタン(揚げ物)」をご紹介します。 せっかくホイアンに来たら食べないと損なほど、どれもとっても美味しいです。
ホイアン三大料理
ホワイトローズ
ホワイトローズを頼むと笹の葉の上に、透明な皮が花びらのように広がり、白いバラに見えることから名付けられたホワイトローズとモヤシをナムルしたようなものが入った蒸し餃子とフライオニオン、少し辛くて甘しょっぱいヌクマムのようなタレが出てきました。これだけだと、若干量は少ないため一緒に揚げワンタンも頼む人も多いそう。
ホワイトローズは歯応えのあるプリプリしたエビのすり身に米粉の皮のモチモチがマッチしていて、とっても美味しいです。ヌクマムにつけ、フライオニオンと食べるとなお良いですね。
ホイアンにあるホワイトローズの殆どがここで手作りをしていて、ここで作ってから他店舗に運ばれています。そのため、ホイアンのホワイトローズを販売しているお店のルーツ店です。
テレビや、観光本にも良く紹介されているお店のようです。
カオラウ
伊勢うどんがルーツとされているカオラウの麺は短く、コシの強いガチガチしたうどんです。 そのうどんの中にチャーシューのような豚肉、香草類、カリカリしたきつね色のせんべい(麺の生地をカットし、ラードで揚げたものだそう。) 若干カレー風味のスープが入っています。
伊勢うどんはタレに絡めて食べるように、カオラウもさっと混ぜて、お好みでライムをかけ、味が薄かったら付属の醤油をかける といった流れです。そして、見た目はがっつりしているのかと思いきや、スープや野菜のお陰でさっぱり味。お店によって薬味は違い、味の濃さも違うようです。
揚げワンタン
ワンタンの皮を揚げたパリパリの皮の上に色鮮やかな具材(店によって異なるがねぎ、パイナップル、人参、玉ねぎ、キクラゲ)がチリソースで絡められています。そしてエビのすり身と豚のミンチが上手くワンタンの皮の中に盛り込められています。
味は若干甘いチリソースの味をした歯応えが良い野菜にパリパリとした食感の上に肉と魚の味が組み合わさり絶妙にマッチしています。 屋台では定番料理で地元民を初め多くの人が好きな一品です。
感想
結論どれも、味がしっかりしていて美味しいものばかりです。中部の料理は唐辛子などを使った辛い味付けのものが多いと言われていますが、わりしそれは当たっています。しかし辛いのが苦手な方は付属のソースとかで調整できるでしょう。
そして今回個人的に日本人の口に1番合うのはホワイトローズだと感じました。でも全部おいしいです。 ホイアンにきたなら絶対三大ローカルフード制覇してみて下さい。
ローカルフード
フォー
さて、ベトナムといえばフォー。
中部のフォーの味はどんなものか実際に食べてきました。
米麺から作られたフーティユのような麺で、太さが均一ではないフォーの麺に、辛いソースとボー(牛肉)と香草類とナッツ、オイルがかかったフォーボー。スープはちょっとしょっぱいがほとんど甘めの味付け。
番外編
バーレー井戸
バーレー井戸とは、今紹介したホイアンの三大名物の内の二つ、ホワイトローズとカオラウはバーレー井戸の水を用いなければ最高の風味・食感で調理することが出来ないという伝説があります。 その為、わざわざ遠方からベトナム人は水を汲みにくるそうです。
果たして本当なのでしょうか。。。
そしてこの事実を検証したところ、本当にベトナム人達が絶えず水を汲みに来ていています。
この井戸を見てみると周りは藻で沢山ですが、下をよく見ると水があります。井戸の底に石が置かれていて、その下の砂地から清水が流れているそうです。
そこに水を汲んでいたベトナム人に話を聞いてみると、この水は化学物質が入っていない水で、この水をホテルやお店に売って商売をしているそうです。 中ではこのお水で調理したカオラウ、ホワイトローズじゃないと、欧米人達が食べないなんて事もあるそうです。
そして実際に飲ませてもらうとただのぬるいお水です。(笑)
この井戸、意外と見応えがあって楽しかったです。 是非近くに立ち寄った際には見てはいかがですか。伝説が実話になる瞬間を見ることが出来ますよ。
ライター情報
ベトナム生活・観光情報ナビ編集部
ベトナム生活・観光情報ナビ編集部です。ベトナムをもっともっと楽しめる、そんな情報を日々探しては発信しています。こんなこと知りたい!というリクエストがあればお気軽にお問い合わせフォームよりご連絡ください。