ベトナム南部に台風23号「ダムレイ」が上陸し、沿岸地域に被害がでました

ベトナム南部に台風23号「ダムレイ」が上陸し、沿岸地域に被害がでました

更新日:2017年11月5日 (取材日:2017年11月5日) / ライター: Sayaka

11月2日にフィリピンの西の東シナ海で発生した台風23号「ダムレイ」は、西に進み続け、4日未明ベトナム南部に上陸しました。ベトナム南沿岸部のフーィエン省、カインホア省、ニントゥアン省等で被害が出ています。現地は、暴風雨に見舞われ、川が増水し冠水状態になり、住宅の損壊や広い範囲で停電も起きているとのことです。また、現地メディアによると、19人が死亡したほか、10人の行方がわからなくなっているとのことです。

11月4日5日ホイアンのトゥボン川沿岸の様子

3日から降り続けた雨によりトゥボン川の水量が増し、4日午後8時過ぎ川が氾濫しました。最初は足首くらいの冠水でしたが、その後も豪雨が続き、時間とともに水位は上がり、午後10時の時点で川沿いは膝上の水位となってしまいました。

5日正午のトゥボン川沿いの様子

5日正午のトゥボン川沿いの様子

写真の奥に見える横に伸びる棒のような物が川と歩道との境のフェンスです。通常はフェンスの手前に歩道があり、その一段下に車道があるのですが、全くわからなくなってしまう程水没してしまいました。

移動は緊急用ゴムボート

移動は緊急用ゴムボート

5日正午、引き続き豪雨が続き、水かさはどんどん増しています。この時点で水位は成人男性の腰の高さまでに達していました。どうしても移動しなければいけなかった私は、ホテルの人に頼んで移動手段を用意してもらいました。それが、この緊急用ゴムボートです。これで車が来れる所まで連れて行ってくれるとのこと。民家の間の細い路地を抜け、5分程内陸に行った所でゴムボートをおりました。そこはくるぶし程の水位でバイクも車もなんとか走れるようでした。

近隣の民家の様子

近隣の民家の様子

ゴムボートで移動中、近隣の民家の方に何度も話しかけられました。どの家も一階は床上浸水し、荷物は全てテーブルや台の上に乗せられていました。冷蔵庫は常に高い台の上!「台風が来るとこうなるから」とみなさん落ち着いているのです。台風の被害を受けているのに、私のことを「大丈夫」「気をつけてね」と気遣ってくれ助けてくれる現地ベトナム人の優しさを感じました。

トゥボン川近隣の民家の様子

トゥボン川近隣の民家の様子

その後、11月5日、台風23号はカンボジアで熱帯低気圧に変わりましたが、ベトナム南部地域では現在も大雨・暴風が続いており、引き続き注意が必要です。海岸、川沿いにお住まいの方々、ご旅行中の方々は十分にお気をつけ下さい。そして、被害を受けられた方々が一日でも早く通常の生活にもどれますように。

ライター情報

Sayaka

Sayaka

ベトナム生活5年目。料理、手芸、描画、子ども、動物、雑貨、自然が好き!そして、何より人と関わることが好き! たくさんの人にベトナムの良さを知ってもらいたい。ベトナムの生活・観光を楽しんでもらいたい。そんな時に役立つ情報をお届けしていきたいです。

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