ベトナムNo.1の日本人人材コンサルタントが独自の人材紹介サービスを開始

更新日:2018年2月9日

ベトナムNo.1の日本人人材コンサルタントが独自の人材紹介サービスを開始
これまで219人もの外国人求職者と企業をマッチングさせた

Seeds of Luck CO.,LTD.（所在地：HoChi Minh 代表：熊澤琢光）は人材紹介サービス「Grasp!」(グラスプ)（https://www.graspvietnam.com）を2017年12月より開始した。代表の熊澤氏はベトナムで現在活動する日本人キャリアコンサルタントの中で最も多い219名もの外国人人材を成約させた実績の持ち主であり、世界最大級のビジネス特化型SNS”LinkedIn”で2016年ベトナムヘッドハンターアクセスランキング1位を獲得している。Grasp!は新しい組織の形であるホラクラシー制度を導入しており、各コンサルタントが従来のヒエラルキー型経営・管理・目標設定にとらわれることなく自走・自力で活躍できる集団を目指す。

代表の熊澤氏

1 背景
2 サービスの特徴
3 コメント
4 【会社概要】
5 【本記事に関するお問い合わせ先】

背景

ベトナムの人材紹介業界には外資参入に対する規制が事実上無いため、日系企業を含めた外資の人材紹介会社が年々増え続けている。日系エージェントだけでも40社、外資系と地場系エージェントを合わせると計100社以上の人材紹介会社が存在する。しかし日系を含む外資系エージェントの中には、自国で展開している業界ではなく“参入しやすいから”という理由だけでベトナムの人材業界へ進出してきた会社もある。それらの会社は人材業界での経験もノウハウもなく、求職者と企業とのミスマッチングも起こりやすくなっている。人材紹介会社の売上は求職者の年収に応じて決まるため年収が高い人材にばかり焦点が当たり、マッチングが正確に見極められていないことも原因のひとつとなっている。ミスマッチングが起こると求職者は自身の希望が叶わなかったために退職、企業としても時間と採用コストがかかる一方である。

そうした問題がある中、的確に求職者と企業をマッチングし企業の事業発展に貢献する人材紹介サービス「Grasp!」が開始された。通常、人材紹介会社は未経験者を雇うことが少なく無いが、Grasp!のキャリアコンサルタント集団は人材・採用業界で3年以上の経験と実績のある人材のみを採用している少数精鋭スタイルとっており、他社とは一線を画す存在となっている。

サービスの特徴

①圧倒的に高いマッチング率

一般的に行われているコンサルティング活動はメールやSkype、SNSを通じてのコミュニケーションが中心であるが、Grasp!では直接の対面面談を極めて積極的に行っているためコンサルティング内容の粒度と熱量が最適化されており、結果的に求職者とのギャップが生まれにくい。代表の熊澤氏をはじめ各コンサルタントは、これまで人材業界において多くの成功体験・失敗体験を積んできている。成功だけでなく失敗を経験しているコンサルタントを雇うことで、自身の経験と実績を過信せず常に改善を求める姿勢をもつ集団である。

②ホラクラシー制度の導入（https://jinjibu.jp/keyword/detl/725/）

Grasp!では各コンサルタントの能力を最大限に発揮させるべく、ホラクラシー制度を導入している。ホラクラシー制度とは近年、欧米・日本で注目されている、一般的な中央集権型・階級型であるヒエラルキー型組織に相対する組織の在り方で、ベトナム国内企業の導入例は極めてまれである。上司や部下などの縦割り階層は存在せず、職務に対して役割が与えられるのみである。またリモートワークを積極推奨、勤務時間や勤務場所も各コンサルタントが自ら決定するなど、個人の裁量が大きい自走型・自己組織型の個人集団である。

③ビジョン

Grasp!のビジョンは”クライアント企業の事業拡大・事業成功のために” ”国籍を問わず個人がその強み特性を活かした能力が発揮できる機会提供の支援”である。求職者と企業とのマッチング精度を上げることが入社後活躍への最適解であると見据え、Grasp！が存在すること・企業の事業成功・求職者個人の幸福の両立を目指す。また、売上拡大・事業拡大のみを目指した事業活動ではなく、Grasp!の存在そのものがベトナムにおける日系ビジネス・日系企業の新しいモデルとなることを目標に活動を続けている。

④日系企業の幹部とベトナム人求職者を直接マッチング

熊澤氏を含めたGrasp!のコンサルタントは、日系企業の幹部と直接やり取りができる実績・経験・ネットワークを持っている。そのため、従来型の企業人事部門に対する履歴書提案と比して、書類審査通過率が高く、経営者ニーズとと求職者ニーズのマッチング精度も高い。また、求職者それぞれに合ったオーダーメイド型の転職支援も積極的に推奨している。

代表の熊澤氏はこう語る。

「経済的利益の追求以上に我々自身の”在り方”や”価値主義”を大切にしています。求人案件獲得に奔走するのではなく、クライアントの事業拡大を最優先事項と捉えすべての企業と人を幸せにしたいと考えています。また、グローバル化が進む中で国境を軽々と飛び越えて働く人もさらに増え、あらゆる人にとって目指すべきキャリアの主流となるでしょう。他国からベトナムへ転職する、ベトナムから他国へ転職する等、人の流通も今後さらに加速すると考えます。ベトナム経済の発展・国際的地位のさらなる向上の一つのあり方として、「グローバルキャリアのハブ地点」としてのベトナムを見据えています。Grasp!の目指す先に私の母国である日本とベトナムのさらなる良好な関係構築の実現があり、そこに尽力し続けることが我々の最大の目標です。」