[2013/9/11]気になる木になるドラゴンフルーツ
更新日:2013年10月7日 / ライター: ayako
クァンナム省の片田舎の畑で、ふと上を見上げると…なぜか木になっているドラゴンフルーツ!…でもドラゴンフルーツはサボテンの実なので、木になるわけがありません。よくよく見てみると、ドラゴンフルーツの実のなったサボテンを無造作に木にひっかけただけのようでした。しかしこの木もかなり高い木、なぜここにひっかかっていたのか、いまだに謎です。
ちなみにドラゴンフルーツは、サボテン科ヒモサボテン属のサンカクサボテンの実です。ベトナム語ではタインロンthanh long。サボテンの一種なので、まさに写真にすこしうつっているように、とげのあるサボテンの枝に実がなります。
味はあまりありませんが、アルブミン、アントシアン、ブドウ糖、リン酸、ポリフェノール、食物繊維、カロチン、カルシウム、鉄、ビタミンB1・B2、ナイアシン、ビタミンCなどが含まれていて、健康食品としても人気なのだそう。
日本のスーパーで見かけるドラゴンフルーツは、ベトナムからの輸入ものがほとんど。ベトナムでは1キロ約35000ドン(約170円)くらいから買うことができ、日本のものよりもずっと大玉で、甘ずっぱくおいしいです。(私にとって、ベトナムで一番好きなフルーツです。)
ライター情報
ayako
元ベトナム考古学徒。研究のかたわらベトナムフェスティバルやベトナム検定公式テキストやたんぽぽカフェ@ダナンに携わったのち、2013年1月からホーチミン在住です。