ベトナム中部、ダナンにあるフックニョン温泉(PhuocNhon)の泥温泉でリラックスしよう♪

ベトナム中部、ダナンにあるフックニョン温泉(PhuocNhon)の泥温泉でリラックスしよう♪

更新日:2013年3月15日 (取材日:2012年12月4日) / ライター: aki

ベトナムに住んでいるとたまに行きたくなるもの、それがお風呂。シャワーでしっかり洗えば体は綺麗になりますがたまにあの暖かい湯船に浸かりたくなるのが日本人。ツーリングに行っては何度も温泉に入る僕はこればっかりはやめられません。

ベトナム中部の街、ダナンに温泉があると聞いて早速行ってきました!
なかなかいかない場所だと思うので、少しでも体験できるように今回は写真多めで行きたいと思います。同じようにバイクで行けるように地図もつけてみました。これを読んでバイクで行った方がおりましたら連絡ください、ものすごく仲良く出来る気がします。笑

温泉の前に腹ごしらえ。この街にはいつも行くバインセオ(Banh Xeo)のお店があります。ダナンに行く方、聞いてください。英語は一切通じないですがほんとうに美味しいです。
そして海へ。ダナンの海は透明で綺麗。ジーンズをまくって入ったものの突然の高波でひざ下が濡れてしまいましたがそんなのもすぐ乾いてしまう気候。

ダナンのビーチ

さて、十分遊んだところで疲れを癒しに温泉に向かいましょう。といっても実はよく場所がわからない。

googleで調べたところ、スケッチに情報がありました。こんなローカルスポットまで乗ってるなんて、さすがはスケッチ。ちなみに料金は変更されています。
「フックニョン温泉観光区」2011年6月末オープン予定|ベトナムスケッチ

地図

とりあえずgoogle mapで検索。なるほど、Phuoc Nhonはここにあるのか。
これが全ての間違いでした。温泉は上の地図の場所ではありません。14Bと書かれた道を南に下ったところにあります。
しかしそんなことはいざしらず、このgoogle mapだけを頼りに出発。激安で借りたおんぼろで「Honda」と「Yamaha」の両方のロゴが貼ってあるレンタルバイクが怪しげなエンジン音を立てて走り始めます。
オレンジ色は国道。国道同士の交差点には看板があるだろうと思いながら14Bを西に向かいます。

しばらく走って「PHUOC NHON SPA RESORT 9KM」と書かれた看板を見つけて一喜び。これは辿り着けそうだぞ。
その後、地図上の「Duong Son」と書かれたところの右折が見つからず迷うこと数分、とても細い道が国道だったようで西に進む進む。上に書いたようにここで曲がるのは誤りです。温泉へは直進してください。

のどかな道を進む

途中は田園風景などのどかな景色が続いています。写真をとったらちょうど犬が横断していました。左右では手作業で農業をしています。この風景を見ていると機械化は遠い先のように思えます。ちなみに、何度も言いますがこの道は間違いです。

そして車とバイクがすれ違うのがやっとの道を走ること数分。Phouc Nhonの周辺に着きました。しかしあたりに広がるのは広大な原野と点在する住居のみ。もうgoogle mapを使っても仕方がないので家にいた方に声をかけましょう。

「Phouc Nhon温泉に行きたいんだけど?」(ベトナム語)
もちろん発音が悪いので通じるまで5回くらい言います。
「戻って、右だ。」(ベトナム語2割、ボディーランゲージ8割)
「何分くらい?(Bao Nhieu phut?)」「20分。」
“分”という単語を知ってて聞けた一言。もちろん通じるまで何度も行って何とか会話しています。

そうして細い道を戻る、戻る。国道14Bの地図上の「Duong Son」と書かれたところまで戻ったところで屋台で飲み物を売っているおばちゃんにまた道を聞く。どうやらさっき曲がったのがいけないようで南に行けば良いらしい。しばらく走ると看板がありました。
それにしても、さっきの看板は英語併記だったのに今回はベトナム語のみ。どんどん難易度が上がっていきます。

ここで右折です

念のため、近くの屋台のおばちゃんに道を確認。やはりここで曲がればいいようだ。ここでも同じ単語を何度も言う僕を頑張って聴きとってくれて優しく教えてくれます。ベトナム、良い国です。しばらく走るとゲートがありました。

何のゲートだろう

しかし読めません。温泉という単語は行く前に覚えてきたのですが見当たりません。でも道は一直線。左に曲がるように見える道は民家の入口です。とりあえず、進む進む。するとセーラー服の兵隊さんが警備をしていました。どうやら軍隊の施設のようです。バイクで温泉に行く方はこの景色を見ても直進してくださいね。

しばらく走ると看板を発見。前の看板より難易度上がってないか・・!?完全にベトナム語。「Phuon Nhon温泉 入口400m」って書いてあります。バイクで出かけるときは目的地をベトナム語で言えるようにしましょう。

いよいよ到着

今までの細くて不安になるような道から一転して立派な門がありました。やっと一安心。

立派なゲート

カウンターで料金表を見ながら説明を受けますが全てベトナム語。よくわかりません。それでも何度も何度も説明をしてくれる係員。ベトナム、良い国です。

料金表

3番の薬草風呂のチケットを買うと2番、4番も使えます。
5番の泥風呂のチケットを買うと4番も使えます。
泥風呂が気になったので4番のチケットを購入!これが意外と高い。 VIPが気になって仕方がありません。あとでウェブサイトを確認すると、個室で全コースを受けられるようです。是非どなたか体験談を聞かせてください。
日本の温泉とは違って男女一緒に水着で入ります。手ぶらで来たのですが水着を借りることができました。男女ともに完全にスクール水着。水着は持参することをおすすめしあす。

さて、いよいよ泥風呂。スタッフが準備をして蛇口をひねると勢い良く泥が出てきました。ちなみに待つ間は水着で待機。ちょっとシュールです。

泥が出てきた!

あったかーい!見た目は完全に泥。すべすべしててとても気持ちいいです。

いい湯だな♪

泥風呂の後は温泉風呂。風呂といっても完全に温水プールです。ほんのり温泉の香りがする気がしますがよくわかりません。

プールのような温泉

とりあえず温かくて大きい湯船につかれたので満足です。温泉までしないから25分ほどのはずが迷いに迷って1時間も掛かった疲れなどはもう吹き飛んでいました。個人的にダナン近郊の観光地としてはかなりおすすめしたいところです。ただ、オープンから一年半のはずなのに僕らの他に客が殆どおらずに閑古鳥が鳴いていたのでいつまであることやら・・・。

ちなみに帰りは市内まで25分で帰れました。とても近かったです。

ちなみにこの施設、英語のホームページがあります。
更には、ダナン市内からのバス送迎もあります。個人的にはバイクでの訪問がお勧めですが、バス送迎があれば気軽に行けますね!

ウェブサイトはこちら。タイトルがベトナム語ですが中身は英語なのでご安心ください。
Tắm khoáng nóng – Khu du lịch phước nhơn – Phuoc Nhon HOT SPRING – FOCOCEV

かなりのB級スポットですが、是非おすすめしたい観光地でした!

ライター情報

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aki

旅をするように生きていたい、そう思っていたら気づくとホーチミンにいました。本業の傍ら、ベトナム観光・生活情報ナビ、Samurai Cafe Saigonをやったりしています。ベトナム・ホーチミンから、日本とは一味違うベトナムの日常をお届けします。

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