ホーチミン在住日本人看護師コラム~⑤毎朝のにんじんリンゴジュース、毎晩のヨーグルト

ホーチミン在住日本人看護師コラム~⑤毎朝のにんじんリンゴジュース、毎晩のヨーグルト

更新日:2016年7月8日 / ライター: Hoang Khang Medical Clinic看護師 輿石光希

暑いベトナムで生活をしていく中で、健康維持のために、何か取り入れていることがありますか?
お勧めは「朝のにんじんリンゴジュース」と「寝る前のヨーグルト」です。

朝のにんじんリンゴジュース

にんじんリンゴジュースは、免疫力の強化、肌荒れの改善、解毒作用、腸をきれいにする、冷え性の改善、コレステロールを下げる働きがあると言われています。

にんじんリンゴジュース

にんじんリンゴジュース

なぜにんじんとりんごの組み合わせなのか?他の野菜や果物でも良いのではないか?と思われる方も多いと思います。にんじんりんごジュースには、1日に必要なビタミンおよそ30種類、ミネラルおよそ100種類が含まれています。

「にんじん」と「りんご」の効能をお話します。

「にんじん」の効能とは

にんじんって赤いですよね。あの赤い色の元がβカロチンとリコピンです。

βカロチンには強い抗酸化作用があり、活性酸素の働きを抑制してくれます。また、体内で必要な分だけビタミンAに変わります。そして、リコピンには抗発ガン作用があります。ちなみに、にんじんは色が濃いほどβカロチンが多く含まれています。

こうしたことから、にんじんには以下の主な効能があります。

  • 生活習慣病(特に高血圧・動脈硬化)の予防
  • 肌荒れ予防(美肌効果)
  • 老化予防(デトックス効果)
  • 便秘・下痢予防(整腸効)
  • 目の疲れ予防(粘膜強化効果)

にんじんはカラダを温める効果もあり、冷え性改善にも役立ちます。

「リンゴ」の効能とは

「リンゴを食べれば医者いらず」という言葉を聞いたことがあると思います。それくらい、りんごは素晴らしい栄養成分を含む食べ物だと言えます。

リンゴにはりんご酸とクエン酸が豊富に含まれ、ポリフェノール(アントシアニン・カテキン)も皮の近くに多く含まれています。これらが抗酸化作用や老化防止(アンチエイジング)作用に働いてくれます。

こうしたことから、りんごには以下の主な効能があります。

  • 生活習慣病(特に高血圧)の予防
  • コレステロール低下
  • 疲労回復
  • 老化予防(アンチエイジング)
  • 便秘予防
  • 精神安定

では、素晴らしい効能を持つ「にんじん」と「リンゴ」を合わせるとどうなるのでしょう。

にんじんとリンゴを合わせると

にんじんとりんごには、万病のもとである「活性酸素」を除去するポリフェノールなどのファイトケミカル(植物性化学物質)が多く含まれているので、効能は何と言っても高い抗酸化力です(活性酸素の発生を抑える作用のことを、抗酸化作用と呼んでいます)。

全身の細胞から発生する活性酸素が身体を酸化させてしまうので(老化)、身体が酸化するのを防ぐ活性酸素の発生を抑えることができればよいですよね。にんじんリンゴジュースは、その効果が大きいのです。

漢方的にみても、にんじんとりんごはどちらも体を温める陽性食品です。体を温めるということは、代謝をあげる、免疫力をあげる食材になります。なので病気の予防につながるということですね。

にんじんリンゴジュースを飲んでみよう

こんな効果があるのなら飲んでみよう!と思われる方も多いと思います。でも…にんじん嫌い!という方もいらっしゃいますよね。私も実は、にんじんが大嫌い!でも、この「にんじんリンゴジュース」は、不思議とゴクゴク飲めてしますのです。一口目から、「美味しい~」と言ってしまうほどなのです。ぜひ挑戦してみてください!

ジュースを作るコツは、ミキサーではなく、ジューサーでつくることです。ジューサーはその名のとおりジュースを作るための機械で、フルーツや野菜から繊維質を取り除き水分を絞りだすものです。繊維が含まれていないので量も少なく、ビタミン・ミネラルの吸収がスムーズです。スロージューサーですと、酵素も壊れにくいのでお勧めです。

なぜ朝に飲むのが良いのか?

朝は副交感神経がよく働いている時間帯なので、排泄の時間=デトックスの時間です。

消化吸収させないで胃腸を休めてあげると、排泄が増します。
漢方では昔から、「吸収は排泄を阻害する」といいます。すなわち、食べると消化吸収するために胃にたくさん血液が集まってきます。そうすると排泄の臓器である腎臓や大腸にいく血液が減るので、排泄がストップするということになります。

にんじんリンゴジュースは胃腸に負担をかけず必要な栄養素を摂取できますので、朝に飲むことで効果が上がります。腹持ちもよいので、ダイエットのお手伝いにもなります。

毎朝にんじんリンゴジュースを300m(にんじん3:リンゴ1の割合)。大きさによりますが大体にんじん3本にリンゴ1個分。健康の為に明日から始めてみてください!

寝る前のヨーグルト

私たちの体は、さまざまな免疫細胞や細菌によっていくつもの防御システムで守られています。その免疫の70パーセントを腸が作っているのです。知っていましたか?

つまり腸は私たちの体の中の、最大の免疫組織であり、腸内細菌が免疫組織を活性化してくれるのです。腸内細菌の数が減ったり、バランスが崩れると免疫組織が活性化できないので風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなったり、生活習慣病やがんなどの病気が起こりやすくなるのです。

腸を元気にするヨーグルト

腸内細菌は活性酸素の発生にも密接に関係しています。腸内細菌の悪玉菌が増えれば、活性酸素がたくさん作られるので、私たちの体は老化しやすくなります。また、がんの発症にも活性酸素がかかわっているので、がんにもなりやすくなります。ですので、身体にとって嬉しい働きをする善玉菌と呼ばれる菌を増やしていく必要があるのです。お手伝いをするのがヨーグルトなのです。

腸を元気にするヨーグルト

腸を元気にするヨーグルト

善玉菌を増やし腸内環境を整えると、便秘の解消、予防効果があるだけでなく、免疫機能を高めたり、異物が侵入しにくい環境をつくることで、アレルギー反応を抑えたりといった効果も発揮します。

女性には嬉しい肌トラブルの改善、更にヨーグルトの上澄みには、ラクトフェリンなどの良質なたんぱく質が多く含まれていることから、美肌効果も高いと言われています。

なぜ寝る前に食べるのが良いのか?

効果的なヨーグルトの食べ方は、夜の22時から朝の2時の4時間は、腸の働きが最も活発になる「腸のゴールデンタイム」と言われています。その腸が活発に働く「ゴールデンタイム」の、に合わせてヨーグルトを食べることで、より効果を高めることができます。

町内細胞の主な動き

町内細胞の主な動き

19時頃(夕食後)にヨーグルトを食べると、乳酸菌が寝ている間に腸内で効果的に働きます。もし腸のゴールデンタイムに起きている場合は、ヨーグルトを食べた後には物を食べないでください。せっかくのヨーグルト効果が台無しになりますので。

ヨーグルトは無糖の物を選び、量は80~100gを目安にしてください。

自分のからだは、自分が口にしたものでできています。日常のちょっとした配慮や工夫によってからだは変化していきますので、体調がすぐれないと思われた方、元気になりたい、美肌になりたいと思われた方、まず始めてみてください。継続していく事により、効果を実感すると思います。

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ライター情報

Hoang Khang Medical Clinic看護師 輿石光希

Hoang Khang Medical Clinic看護師 輿石光希

1965年生まれ山梨県出身。幼少のころに全身やけどを負い入院。3度の形成手術を行い入院経験から看護師を目指す。日本大学医学部付属看護専門学校卒業後、大学病院、市立病院、法人病院勤務。その後、ジョインハンズコン株式会社を立ち上げ、コンサルタントとして独立。2015年からベトナムホーチミンのHoang Khang Medical Cliniにて日本人窓口の立ち上げと運営、看護師教育、看護大学での講師を行っている。

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