日越友好年(日越外交関係樹立40周年)記念事業の「トヨタ・クラシックコンサート2013」に行ってきました!

日越友好年(日越外交関係樹立40周年)記念事業の「トヨタ・クラシックコンサート2013」に行ってきました!

更新日:2013年12月1日 / ライター: aki

今年は日越外交関係樹立40周年ということで色々なイベントが開催されています。前の記事ではビンズン省で行われたお祭り&川崎フロンターレの試合について書きましたが、これも40周年事業でした。今回は、友好年事業として9月から日本ツアーを行うベトナム国立交響楽団がそれに先立つ形でホーチミン、ハノイでコンサートを行いました。あの市民劇場でコンサートがあるということなので、早速行ってきました!

チケットの購入

チケットは一緒に行く友人に買ってもらいました。市民劇場に直接電話して購入したとのことです。A席、B席、C席の3種類があり、今回はB席を購入。35万ドン(約1600円)でした。電話で事前予約をして、現地についたらもう一度電話をして受け取るとのこと。無事にチケットを受け取りました。

B席のチケット

B席のチケットです。

いざ、市民劇場へ

コンサートは8時からなので、ちょっと早めの7時半頃に市民劇場に向かいます。市民劇場は1899年、フランス統治時代にオペラハウスとして建設されました。その後、1955年から1975年までの20年間は南ベトナムの国会議事堂として使われて質素な外観へと変更され、1998年に復元されたのが現在の市民劇場です。今もレロイ通りの突き当りに堂々と佇んでいますが、この道路の突き当りに建設するというのもフランス様式ですね。

「トヨタ・クラシックコンサート2013」の市民劇場

30分前ですが、市民劇場前には沢山の観客が集まっていました。

市民劇場には今回の「トヨタ・クラシックコンサート2013」の看板が大きく掲げられていました。

では早速劇場に・・・の前に飲み物の調達。まだ始まるまで30分もあるので飲み物を探します。正面が公園になっているのでふらふらと歩いて行くと移動式のコーヒー屋さんがありました。カフェ・スア・ダー(ベトナムミルクコーヒー)は15000ドン。2つ買ったら仲良く2人並んで作ってくれました。しかも料金は2万ドン。かなり割引してもらいました!しかもこのコーヒーはうまい。

移動式のコーヒースタンド

バイクの荷台で作るだけの簡単なコーヒーショップ。美味しかったです。

コンサート会場に入場

さて、コーヒーも買ったところで会場に入りましょう!と言いつつもコーヒーは入る前に飲み終えてしまうのですが。

入り口のレセプション

入り口のレセプションには立派な看板と花が。

市民劇場に入ると、レセプションデスクの隣には大きな花と看板がありました。外の看板もそうでしたが、TOYOTAの存在感は抜群ですね。

ベトナムメディアの取材

ベトナムメディアも取材に来ていました。中央のオレンジの服の女性はリポーターでしょうか。

ベトナムのメディアも取材に来ており、結構大きなイベントなんだな、、、と思いつつチケットを渡します。もらった資料はトヨタのパンフレット、今回のコンサートのパンフレットの2つ。トヨタのパンフレットのほうが大きさ、厚みともに大きかったです。しかも中身は全部英語。ベトナム向けパンフレットなのにベトナム語は一切ないんですね。この割り切り感、参考になります。

本日の資料

本日の資料はこんな感じです。

資料ももらったことだし、いざ入場!

いざ、入場!

入場しようとしたら、、、、、ここはA席でした。

と思ったら1階(ベトナムではGF、グラウンドフロア)はA席でした。あなたの席は1階(上の階・日本でいう2階)ですと言われて階段を登る。この階段もいちいちフレンチのおしゃれな感じで最高なんです。そして階段を登ると・・・・

市民劇場2階席

市民劇場2階席!どーん!

おおっ!と言いたくなるような本格的な劇場。さすがはフランスです。ちなみにC席は更に上の席になるようです。それにしても20分前ではガラガラ。ちなみに時間ちょうどくらいで席が埋まりました。みんなギリギリに来るのね。

市民劇場2階席からステージを見る

ステージまでも意外と近い!

ステージまでも意外と近い!というか、この市民劇場、意外と小さいです。もっと大きいと思ってました。そしてここでもTOYOTAの圧倒的な存在感。さすが世界のトヨタです。ヒュンダイやKIAに負けてられないという意気込みが感じられます、、、というのは気のせいかもしれません。ちなみにこのイベントの収益は「ベトナム音楽家育成プログラム」に寄付されるそうです。素晴らしい。

いよいよコンサート開演!

そして数分遅れでコンサート開演!今回はチャイコフスキーがメインのようです。・・・・・実はクラシック音楽全然詳しくありません。チャイコフスキーの代表作と言われてもわかりません。なのでただ音色を感じて楽しむことにします。クラシックってそんな敷居高いものじゃないはずですよね、多分。

開演前のアナウンスではベトナム語と英語の両方でコンサートの紹介と、指揮者とソロバイオリニストの紹介をしていました。

市民劇場でのトヨタ・クラシックコンサート2013

やはり生の音は違います。良いものです。

今回の指揮者は日本人の本名徹次さん。2001年から2009年までベトナム国立交響楽団音楽顧問を務め、同年2月に音楽監督兼首席指揮者に着任したそうで、2012年には、ベトナム文化・スポーツ・観光省より、文化功労賞を授与されたそうです。(Wikipediaより)。日本人の指揮者がベトナムでこんな活躍をしていたんですね、このコンサートに来るまで全然知りませんでした。これがわかっただけでも来て良かったです。

バイオリンソロ

バイオリンソロはなんと14歳。若いですねー!

パンフレットにも指揮者の本名さんと並んでソロバイオリニストのDo Phuong Nhiさんの名前が並んでいました。このNhiさん、パンフレットのプロフィールを読むと1998年11月生まれ。とうことはまだ14歳!バイオリニストの両親のもとに生まれて、4歳からバイオリンを習い始めたそうです。今はベトナム国立音楽学院で学んでいるそうです。ソリストとしては2012年から活動をして、国内外で経験を積んでいるとのころ。ノルウェーの若手音楽家の祭典にも呼ばれるほどの実力だとか。(全てパンフレットより抜粋)。素晴らしいですね。この堂々とした演奏、とても14歳には見えません。

やはり生音は良いなぁ、とか思いながら、音楽は詳しくなくても楽しめるんだとか思いながら聞いていると1時間のコンサートはすぐに終わりました。どこからがアンコールなのか、もはやわかりません。何度か礼をしていたので、何度かアンコールだったのでしょう。

公演終了

1時間強の公演が終わりました。

公演が終わるとアナウンスもなくそそくさとみんな帰っていきます。そういえば、ここはベトナムでした。

そんなこんなでクラシックコンサートを楽しんできました!!市民劇場、良いですね!日本とは比べられないくらいにチケットが安いので、またいつか音楽や芝居を楽しみに行こうと思っちゃいました!

ライター情報

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aki

旅をするように生きていたい、そう思っていたら気づくとホーチミンにいました。本業の傍ら、ベトナム観光・生活情報ナビ、Samurai Cafe Saigonをやったりしています。ベトナム・ホーチミンから、日本とは一味違うベトナムの日常をお届けします。

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